【11月4日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は3日、ホワイトハウスで中間選挙の開票結果を見守る中、保守系テレビ局FOXニュースを激しく非難した。早くもいら立ちを募らせている様子がうかがえた。

トランプ氏(80)は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、FOXニュースを非難する投稿を3件連続で行い、同局の最近の視聴率低下は自身に十分な忠誠を示していないためだと主張した。

最初の投票所が閉まる頃に投稿されたメッセージでは、FOXニュースの視聴率について「大幅に低下している。私のせいではなく、彼らが私に敵対しているからだ!」と述べた。

別の投稿では、同局の司会者の一人を「ひどく愚かだ」と酷評。さらに、同局が実施した有権者の意識調査についても「いつも最悪だ」と非難した。

トランプ氏はさらに、「FOXニュースの視聴率が大幅に低下している(27%も!)のは、トランプ憎しで正気を失った民主党の連中を取り上げるのに時間をかけすぎているからだ!」と主張した。

今回の中間選挙では、共和党が連邦議会の主導権を維持できるかどうかが決まり、トランプ氏の2期目の残りの政権運営を左右することになる。

トランプ氏が怒りの投稿を連発したのは、ホワイトハウスのイーストルームで閣僚や政権高官らを招き、「選挙の開票結果を見守るレセプション」を開催する直前だった。

ホワイトハウスの当局者はこれに先立ち、政権内の雰囲気について「慎重ながらも楽観的」と説明していた。

当局者はAFPに対し、「大統領は全力を尽くし、必要なことはすべてやった。共和党は4週間前よりも有利な立場にある」と語った。

トランプ氏は自身の支持率が過去最低水準に落ち込む中、中間選挙までの1か月間、ほぼ毎日のように集会で応援演説を行い、共和党支持者に対して「私が立候補しているつもりで投票してほしい」と呼び掛けていた。

トランプ氏は3日、米CBSテレビとの電話インタビューで、民主党が議会の多数派を奪還した場合、自らが「ミスター拒否権」となり、民主党が提出する法案を阻止すると警告した。(c)AFP