「ケンチャナ」「ミアネ」が日常会話に…日本の若者に広がる韓国語交じりの「韓本語」
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【11月04日 KOREA WAVE】日本の若い世代の間で、日本語に韓国語を交ぜて話す「韓本語」が広がっているとの分析が出た。Kカルチャーの人気が、日本の言語文化にも変化をもたらしているという。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、東京・新宿のコリアンタウン近くで取材に応じた大学生は、友人との日常会話で「チンチャ(本当に)」や「ミアネ(ごめんね)」などの韓国語を自然に使っていると話した。韓国について詳しくなくても、SNSで流行する「ケンチャナ(大丈夫)」といった表現を日常的に口にするという。NYTは、日本で韓国語の表現を日常会話や大衆文化に積極的に取り入れる現象を「韓本語」と紹介した。
サイバー韓国外国語大学日本語学部の佐々紘子助教授は、BTSのアルバム発売やBLACKPINKの東京・大阪公演が本格化した2018年前後から、この傾向が目立って広がったと説明した。特にコロナ禍を通じて、K-POPや韓国文化に触れる日本人が急増。「ヒョン」や「オンニ」など、日本語では同じように使える呼び掛け表現が見当たらない言葉も広く使われるようになったという。
関西大学外国語学部のチェ・ウンギョン(崔銀景)准教授は、こうした韓国語が韓国にルーツを持つ人に限らず、誰でも気軽に使えるものになったと指摘。「K-POPや韓国文化が好きだと表現する手段」になっていると分析した。
NYTは、この「韓本語」の広がりを、日本の植民地支配下の歴史と対比した。当時は韓国語の使用が抑圧されたが、現在は韓国文化の人気を背景に、日本の若者が韓国語の表現を自ら取り入れているとした。かつて在日コリアンの社会では、「タムベ(たばこ)」や「パッチギ(頭突き)」といった言葉が仲間内の隠語のように使われることもあった。しかし、現在の流行は異なる段階にあるという。
在日本大韓民国民団の幹部イ・サンチョル氏は、高校時代を振り返り、「あのころ自分たちの間で使っていた言葉が、今は若い世代の間で国籍の線引きなく、その魅力そのもので評価されている」と、前向きな変化だと受け止めた。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News