チャールズ英国王、大西洋奴隷貿易は「極めて醜悪な不正義」
発信地:セントジョンズ/アンティグア・バーブーダ
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アンティグア・バーブーダ
中南米
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【11月4日 AFP】チャールズ英国王は3日、英連邦首脳会議の開幕に当たり、大西洋奴隷貿易を「極めて醜悪な不正義」と呼んだ。
旧英国植民地を中心とする56か国で構成される英連邦の象徴的な首長を務めるチャールズ国王は、アンティグア・バーブーダで開かれた英連邦首脳会議で、奴隷制は「今なおこれらの島々や他の加盟国に暗い影を落としている」と述べた。
さらに「以前にも述べたように、歴史のあの恥ずべき一章を思うと、私の心は恐怖に満たされ、魂の奥底から深い悲しみを感じる」「しかし、歴史はまた、最後に悪が勝つとは限らないことを教えてくれる。気概と勇気が結び付けば、極めて醜悪な不正義を克服できる。奴隷にされた人々の国際的な売買を終わらせようとする決意がそうだったように。その取り組みでは英国海軍が主導的な役割を果たした」と続けた。
会議では、アンディ・バーナム英首相が大西洋奴隷貿易で英国が果たした役割について正式に謝罪することをめぐり、各国首脳と協議している。大西洋奴隷貿易では、約4世紀にわたり、アフリカから南北米大陸へ約1000万~1500万人の奴隷が連行された。
英国王室も奴隷貿易から利益を得ていた。しかし、カリブ海諸国を含む英連邦加盟14か国の国家元首でもあるチャールズ国王は政治的中立の立場にあり、謝罪することは予想されていない。
英王室報道官も、チャールズ国王が政府の政策変更を発表することは「適切ではない」と述べた。(c)AFP