ソウル市江南区大峙洞の学習塾街を歩く生徒=写真は記事の内容とは関係ありません(c)news1
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【11月04日 KOREA WAVE】韓国の一般高校1年生の校内成績で、数学の平均点が3年連続で主要5教科のうち最も低かったことが分かった。90点以上を取った生徒の割合も、数学が3年連続で最低だった。2028年度の大学修学能力試験(修能)から数学の選択科目が廃止されるなど、大学入試制度が変わるなか、数学の学力が合否を左右する重要な要素になるとの分析が出ている。

大学受験予備校の鍾路学院が学校情報公開サイト「学校アリミ」の公表資料を分析したところ、2026年1学期の全国一般高校1679校の1年生の数学平均点は66.3点だった。国語、数学、英語、社会、理科の主要5教科で最も低かった。最も高かったのは国語の71.3点で、社会71.2点、理科68.9点、英語67.2点と続いた。数学は国語を5点下回った。

数学は2025年も平均67.3点で最下位だった。校内成績に9段階評価が適用されていた2024年も63.6点と最も低かった。一方、国語は3年連続で平均点が最高だった。ただし、2025年は社会と同点だった。

90点以上に相当する「達成度A」の割合も、数学は2026年が20.2%、2025年が21.5%、2024年が17.6%と、3年連続で5教科のうち最低だった。達成度Aは素点に基づく学習到達度の評価で、校内順位による評定とは異なる。対照的に、社会のA評価の割合は2026年が23.2%で最も高く、2025年と2024年も5教科のうち最高だった。鍾路学院のイム・ソンホ代表は「数学は平均点とA評価の割合がともに3年連続で最低だ。校内試験では、数学は相対的に学習負担が大きく、生徒の学力差も表れやすい状況だ」と説明した。

社会と理科の差も続いている。2026年の社会の平均点は理科を2.3点上回り、2025年と2024年もそれぞれ2.1点高かった。A評価の割合も3年連続で社会が理科を上回った。一方、60点未満の「達成度E」の割合は英語が最も高かった。2026年は18.2%、2025年は17.3%、2024年は24.8%と、3年連続で5教科のうち最多だった。

2026年の平均点は、9段階評価が適用されていた2024年と比べると全5教科で上昇した。数学は63.6点から66.3点へ2.7点上がった。ただし、2025年との比較では全教科で低下し、数学も1点下がった。イム・ソンホ氏は「5段階評価への移行後、試験が相対的に易しくなる傾向とみられる。同点者が増える可能性があり、素点の重要性も高まり得る」と指摘した。

現在の高校1年生にも、2028年度からの新たな大学入試制度が適用される。修能では数学の選択科目が廃止され、全受験生が同じ数学試験を受ける。探究領域も、選択科目ではなく「統合社会」と「統合理科」を全員が受験する方式に変わる。イム・ソンホ氏は「文系・理系を問わず共通の数学試験を受けるため、数学の学力が上位層の成績を分ける重要な要素になり得る。校内成績と修能の双方で、数学と理科の学力を確保することが重要になるだろう」と述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News