韓国、北朝鮮の地雷埋設を非難…国連安保理への書簡を公開
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【11月04日 KOREA WAVE】韓国政府が、南北の非武装地帯(DMZ)で起きた地雷爆発を巡り、北朝鮮軍による地雷埋設を非難して国連安全保障理事会に送った書簡が公開された。韓国政府は北朝鮮に謝罪と再発防止を求めるとともに、軍事境界線(MDL)付近での韓国軍の警告射撃は合法的な防衛措置だと強調した。
国連によると、韓国国連代表部のチャ・ジフン大使が10月22日に安保理議長に送った書簡が、安保理の公式文書(S/2026/836)に登録され、全文が公開された。書簡は、9月21日にDMZ内の軍事境界線より南側で起きた地雷爆発について、安保理の注意を促した。
韓国政府は、韓国軍合同参謀本部が10月5日に公表した国連軍司令部との共同調査と、国立科学捜査研究院の鑑定結果を引用し、爆発は北朝鮮軍が埋設した樹脂製の外装を持つ対人地雷によって起きたと説明した。爆発地点2カ所と、後から見つかった地雷1個はいずれも軍事境界線の南約10メートルにあり、地雷が偶然移動した可能性は排除されたとした。
韓国政府は、北朝鮮が「国境の要塞化」を続け、軍事境界線の南側に地雷を埋設して境界地域の緊張を高めていると批判した。地雷の埋設は1953年に締結された朝鮮戦争の休戦協定に明確に違反すると指摘し、緊張を高める行為の即時中止と謝罪、地雷の撤去、再発防止を要求した。朝鮮半島の緊張緩和と信頼回復に向けた対話にも応じるよう促した。
書簡はまた、北朝鮮が韓国軍の活動を「挑発」と呼び、軍事的緊張を高めた責任を韓国に転嫁しようとしているとして、安保理に注視を求めた。韓国軍の警告放送と警告射撃は、北朝鮮軍が軍事境界線を越えるのを防ぎ、越えた場合に退去を促すための合法的な防衛措置だと説明した。
北朝鮮が韓国軍の警告射撃を挑発とみなし、軍事的な対抗措置を取ると警告したことを受け、韓国側の対応の正当性を国際社会に公式に示したものとみられる。韓国政府は今回の書簡で、安保理会合の招集や議長声明、報道声明の採択といった具体的な措置は求めなかった。
北朝鮮も韓国が書簡を送った3日後、韓国軍の警告射撃を「挑発行為」と非難する書簡を安保理議長に送った。この書簡は安保理理事国の間で回覧されている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News