広州交易会、クリスマス用品の商談活発化
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【11月5日 東方新報】10月15日から11月4日まで中国・広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)で開催された第140回中国輸出入商品交易会(広州交易会)では、クリスマス用品の商談が活発に行われた。10月26日、取材に応じたブラジルのバイヤー、アナ・ルイザ・コンソニ(Ana Luiza Consoni)さんは、ブラジルではクリスマス用品の需要が旺盛だと話した。今回の参加目的は、優良な中国のサプライヤーを探し、2027年のクリスマス装飾品の調達計画を進めることだという。
広州交易会は、中国のクリスマス装飾品メーカーと海外のバイヤーを結ぶ重要な商談の場となっている。今回の交易会では、クリスマス用品の輸出をめぐる新たな動きが見られた。人工知能(AI)が海外バイヤーのアイデアを具体化する新たな手段となっているほか、装飾品の利用場所が屋内から屋外へと広がり、新興市場の需要も伸びている。
「珠光集団浙江進出口」の調達部門責任者、茹淵(Ru Yuan)氏は、「今年は海外のバイヤーがAIで生成したアイデア動画を直接送り、動画と同じようなイルミネーション製品を製造してほしいと依頼するケースが増えています」と話す。
ただし、AIが生成した映像を実際の商品として再現することは容易ではないという。「AI動画では非常に魅力的に見えても、仮想の映像と実物には大きな違いがあります。開発チームは試行錯誤を重ね、量産が可能で、動画に近い見た目の製品へと仕上げる必要があります」と説明した。
一方、クリスマス装飾品の需要にも変化が見られる。「広東盈浩工芸製品」の海外貿易業務担当副総経理、鄭偉紅(Zheng Weihong)氏によると、海外バイヤーの関心は、小型のクリスマス用装飾ボールから大型製品へと移りつつある。気候や生活様式の変化を背景に、屋外の庭を飾る装飾品を好む消費者が増えているという。
「三亜暉帆科技」の営業マネージャー、張小明(Zhang Xiaoming)氏は、「今年は多くの新製品を投入しました。構造面では伸縮式や折り畳み式の設計を重視し、製品の8割以上を折り畳んで収納できるようにしています。これにより、海上輸送費を削減できます」と説明した。また、さまざまな形の装飾品に照明や音楽、噴水などの機能を組み合わせ、商品の魅力を高めているという。
米国や西欧などの従来の主要市場に加え、新興市場でも需要の拡大が目立っている。張氏によると、同社は東南アジアや南米の新興市場の開拓を進めており、年間の研究開発投資は約25%を占めている。
今後、海外市場で安定した事業を展開するためには、コスト管理、生産効率の向上、継続的な製品デザインの革新が重要になるとみている。鄭氏も、タイやフィリピンなどアジア市場の需要が着実に増えており、クリスマス装飾品の販売が好調だと話した。さらに、同社はクリスマス以外の祝祭日に向けた商品開発も進めている。「ロシアでは新年に干支をモチーフにした装飾品を使う習慣があり、すでに申年に向けた商品を探しに来るバイヤーもいます」と紹介した。
茹氏は、2027年の祝祭日向け商品の受注について楽観的な見通しを示している。その自信を支えているのは、継続的な製品開発力だという。「会場ではクリスマス用品の商談が引き続き行われていますが、バイヤーが重視する点は、単純な価格比較から、独創性、生産効率、サプライチェーンの安定性を総合的に評価する方向へと変化しています」と話した。(c)東方新報/AFPBB News