サムスン電子の瑞草社屋=10月29日、ソウル市瑞草区(c)news1
サムスン電子の瑞草社屋=10月29日、ソウル市瑞草区(c)news1

【11月04日 KOREA WAVE】妻の20倍の年収があるという韓国サムスン電子の社員が、夫婦の家事分担を巡る悩みを匿名掲示板に投稿し、反響を呼んでいる。会社員向け匿名コミュニティー「ブラインド」に10月29日、「年収が20倍違っても家事は半分ずつなのか」と題する投稿が掲載された。

勤務先がサムスン電子と表示された投稿者は、自身と妻の年収を明かし、家事分担について意見を求めた。「私は業績給を含めて8億ウォン(約9420万円)ほど、妻は4000万ウォン(約471万円)」と説明。年収に約20倍の差があるとしたうえで、「退勤時間は同じくらい。2人とも忙しい。家事を半分ずつするのが正しいのか」と尋ねた。「皮肉ではなく、女性の考えが知りたい」とも付け加えた。

ネット上では批判的な反応が大半を占めた。「そんな考えで、なぜ結婚したのか」「誰でも仕事から帰れば疲れている。夫が自分より少し多く稼ぐという理由で家事をしないなら、結婚生活を続ける必要はないと思う」「家事分担を年収で決めるのか」といった声が寄せられた。

指摘が続くと、投稿者は「最近、会社が生産を最大限に増やそうとして忙しくなった。残業時間で順位を付けて人事評価すると言われており、私は評価を得て昇進しなければならない」と事情を説明した。さらに「評価によって業績給に大きな差が出るため、多く残業しなければならない。だが妻は、残業してもたまった家事をするか、定時で帰って家事をしてほしいと言う」と訴えた。

一方、サムスン電子は2027年3月の株主総会と取締役会の決議を経て、3月末から4月初めに、半導体部門の従業員へ営業利益の10.5%に相当する特別業績給を支給する予定だ。サムスングループ超企業労働組合のサムスン電子支部によると、メモリー事業部では税引き前で約7億5000万ウォン(約8830万円)、共通組織では約5億3000万ウォン(約6240万円)、システムLSI・ファウンドリー事業部では約2億4000万ウォン(約2820万円)の業績給が見込まれている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News