中国でトークンが初めて「ダブルイレブン」の対象商品に
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【11月7日 CGTN Japanese】中国最大の電子商取引(EC)セール「ダブルイレブン(双十一)」では今年、言語モデルが文章を扱う時の単位であるトークン(Token)が、独立した品目として多くのECプラットフォームで販売されています。目に見えず、触ることもできない計算能力サービスが、注文できる商品になっています。
中国の大手IT企業アリババグループが運営するBtoC(企業対一般消費者)型ECモール「天猫(Tmall)」が9月3日にトークンチャージセンターを開設して以降、これまですでにDeepSeekやアリババクラウド(阿里雲)、智譜AI(Zhipu AI)、Kimiなどのベンダーが参入しました。中国の上海市を拠点とする人工知能(AI)企業MiniMaxは初のブランド公式旗艦店をオープンし、千問弁公(QwenWork)、AI大規模言語モデル開発企業「階躍星辰(Stepfun)」などが入居しました。
中国北西部の青海省西寧市に住む蘇国慶さんは、ショート動画制作に取り組んでいます。動画の仕上がりを改善するため、蘇さんはセールを利用してトークンを「買いだめ」しました。蘇さんは「簡単な動画制作ではトークンの消費を抑えることができるが、より複雑なシーンの構築やアクションの絵コンテを作成する場合、どうしてもトークン消費が膨らむ」と話しました。
ECプラットフォームを確認したところ、今年の「ダブルイレブン」では、大規模言語モデルのベンダーはトークン割引コースを発売しています。千問AI Lite月間カードを例にとると、公式サイトの価格は60元(約1420円)、セール価格は39元(約925円)となっています。
「天猫」の関係責任者によると、10月20日の「ダブルイレブン」発売初日、同社のトークン売上高は前月20日より450%増加しました。ユーザー層は主に家族ユーザーや学習型・研究型ユーザー、一人会社など、AIの利用ニーズが明確な個人と中小企業が中心になっているとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News