控訴審公判に出廷する旧統一教会のハン・ハクチャ総裁=2026年10月13日、ソウル高裁(c)news1
控訴審公判に出廷する旧統一教会のハン・ハクチャ総裁=2026年10月13日、ソウル高裁(c)news1

【11月03日 KOREA WAVE】世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のハン・ハクチャ(韓鶴子)総裁が、健康上の理由で許可された保釈の条件に違反し、指定先の病院から自宅に無断で外出していたことが2日、明らかになった。ソウル高裁は同日、予定外の保釈取り消し審問を開き、違反の有無について審理した。

ハン・ハクチャ氏は現在、政治資金法違反などの罪で控訴審中。高裁は10月19日に保釈を認めた際、条件として「居住先を治療中の病院に限定すること」や「事件関係者との一切の接触禁止」を命じていた。

しかし、裁判所からの書類が「受取人不在」で返送されたことから事態が発覚。2日の公判で高裁が事実関係を問いただすと、被告側は京畿道加平(キョンギド・カピョン)にある自宅「天正宮」へ外出していたことを認めた。

被告側は「外出は主治医の許可を得ており、病院以外で宿泊したことはない。日中に立ち寄っただけで、外出まで制限されるとは理解していなかった」と釈明した。これに対し、裁判長は「病院で寝さえすれば許可なく自由に外出できるという趣旨だと思うのか」と厳しく反論。外出時の同行者を通じた接触の危険性も指摘し、「自宅への外出が可能と解釈していたことにむしろ困惑している」と不快感を示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News