【11月3日 AFP】米紙ウォールストリート・ジャーナルは2日、米軍がイランのケシュム島を攻撃したと報じた。ドナルド・トランプ米大統領が、8か月に及ぶ紛争の終結に向けたイランとの交渉に進展があることを示唆する中での攻撃となった。

同紙は匿名の米当局者の話として、今回の攻撃は米国がここ数週間、イランに対して秘密裏に実施してきた一連の限定的な攻撃のうち、直近のものだと報じた。ケシュム島はホルムズ海峡最大の島だ。

イラン国営通信(IRNA)は、同島で立て続けに5回の爆発音が聞こえ、一部の住民が上空を飛行する航空機2機を目撃したと報じた。

米国防総省は、報道された攻撃に関する問い合わせ窓口を米中央軍とし、回答を委ねた。中央軍は2日夜の時点で、AFPのコメント要請に応じていない。

同紙によると、米軍の行動について一部の米当局者は、イランによるホルムズ海峡での商船への攻撃を阻止するための防衛的な措置だと説明しているという。石油輸送の要衝である同海峡は、2月下旬の開戦以来、ほぼ封鎖された状態が続いている。

また、米国が一連の攻撃を公表していないのは、大規模な軍事作戦を再開する意図があると受け取られないようにするためだと伝えた。

米国の中間選挙を翌日に控えた2日、トランプ氏はイランとの合意について「実現する可能性がある」と述べた。

イランによる同海峡の封鎖を受けて急騰していた原油価格は2日、紛争終結への期待から7%超急落した。(c)AFP