韓国・日本人女性殺害事件…動機解明のカギは「ロックされた携帯電話」
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【11月02日 KOREA WAVE】韓国・忠清南道天安市のオフィステル(事務所兼住居用建物)で日本人女性を殺害した疑いで30代の男が勾留されてから3日がたったが、事件をめぐる疑問は依然として解明されていない。容疑者との関係を確認する重要な証拠となる女性の携帯電話が、捜査の鍵を握っている。
天安西北警察によると、10月30日に殺人容疑で勾留された男について、犯行動機の解明を進めている。男は、株式投資で損失を出したことから、知人の20代の日本人女性を殺害した後、自殺しようと考えて犯行に及んだと供述している。
しかし、女性が死亡したうえ、韓国に短期間の滞在を繰り返していた女性を知る人が少なく、捜査は難航している。特に、2人の関係を確認するうえで重要な証拠となる双方の携帯電話がロックされており、どのような手段で連絡を取り合っていたのかも確認できていない。
女性が死亡直前に連絡した韓国人男性との関係も不明だ。女性は被害に遭った際、この男性に電話で助けを求めていた。現時点で、女性が連絡したことが確認されている唯一の人物だという。ただし、警察は、この男性と女性の関係について、事件への関与を示すものは見つかっていないとしている。また、事件現場となった女性の住居は別の人物が借りていたことが判明しており、女性が韓国に滞在していた経緯も明らかになっていない。
性的暴行を試みた可能性も取り沙汰されている。警察が現場に到着した際、女性が上半身に衣服を着けていなかったためだ。ただし、警察の到着前から、救急隊員が自動体外式除細動器(AED)を使って心肺蘇生を続けていた。AEDは皮膚に直接パッドを貼る必要があり、原則として上半身の衣服を脱がせる。一方、実際の救命現場では、救助される人に配慮し、衣服の内側にパッドを入れて処置する場合も多いという。今回、女性の衣服が犯行の過程で脱がされたのか、救命処置のために救急隊員が脱がせたのかは確認されていない。
警察関係者は「被害者の携帯電話がロックされており、容疑者との関係や、韓国での交友関係を確認するのが難しい状況だ」と説明。「携帯電話のデジタル鑑識と司法解剖の結果を踏まえ、具体的な犯行動機や、ほかの犯罪行為の有無などを確認していく」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News