韓国ハンファオーシャン、潜水艦の水平発射装置を国産化…国防科学研究所と10年の共同開発
このニュースをシェア
【11月02日 KOREA WAVE】韓国ハンファオーシャンは11月1日、国防科学研究所(ADD)との10年間の協力を通じ、潜水艦の中核装備である水平発射装置を、韓国独自の技術で開発することに成功したと発表した。
水平発射装置は、潜水艦内部から魚雷などの主要兵器を海中へ押し出して発射する装備だ。これまでは輸入に依存していたが、国産品への代替によって潜水艦の建造費削減や納期短縮が可能になる。次世代潜水艦の戦力強化に加え、海外市場での輸出競争力向上も期待される。
開発した装置は、水圧で魚雷などを押し出す「ウォーターラム」方式を採用した。同社は、水圧を精密に調整し、所定の速度で安定して発射できるよう制御する中核技術も確立したとしている。誤作動を防ぐため、複数段階の安全装置を組み合わせ、信頼性を高めた。深海で発射管の外側の扉を開いて兵器を発射する際、高い水圧に耐えられる構造上の安全性と、強い衝撃に耐える性能を備えたという。構造を簡素化し、保守や運用のしやすさも向上させた。
ハンファオーシャン防衛技術研究センター長のキム・ゴノ常務は「今回の開発で蓄積した技術と経験を基に、潜水艦の中核装備の完成度を高め、次世代潜水艦に必要な関連技術を継続的に高度化し、韓国の海軍力強化に貢献する」と述べた。
同社の2026年7~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比12.9%増の3兆4139億ウォン(約4030億円)、営業利益が67.6%増の4857億ウォン(約573億円)だった。高価格で受注した船舶の建造が増え、潜水艦・水上艦事業の工程も安定して進んだことが業績を押し上げた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News