北朝鮮、戦術弾道ミサイルのクラスター弾頭試験…「約13ヘクタールを壊滅」と主張
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【11月02日 KOREA WAVE】北朝鮮が、多数の子弾を広範囲に散布するクラスター弾頭の威力評価試験を実施したと発表した。朝鮮中央通信は11月1日、ミサイル総局が10月31日に「戦術弾道ミサイル散布弾頭の戦闘適用性・威力評価試験」を実施したと報じた。試験はキム・ジョンシク(金正植)朝鮮労働党中央委員会第1副部長が指導した。キム・ジョンウン(金正恩)総書記は立ち会わなかった。
ミサイル総局傘下の弾道ミサイルシステム研究所と弾頭研究所は、試験結果について「標準2型の散布弾頭で、12~13町歩(約11.9~12.9ヘクタール)の標的区域を極めて高い密度で壊滅させられることを確認した」と主張した。
クラスター弾頭は、一つの大型弾頭や爆弾の内部に数十~数百個の子弾を収めたもの。上空で弾頭が分解すると、子弾が広い範囲に降り注ぐことから「鋼鉄の雨」とも呼ばれる。公開された写真には、発射したミサイルが空中で爆発し、その後、複数の子弾が分散して爆発する様子が写っていた。北朝鮮が示した標的区域の面積は、サッカー場約17~18面分に相当する。
ミサイル総局長は、散布弾頭を特殊用途や標準型など4種類に分類していると説明。「2026年中に、部隊が作戦目的と攻撃対象の特性に合わせ、これらすべての弾頭を選択して使えるようにする」と述べた。今回の試験は「戦闘システムの威力増強に向けた定期的な科学研究活動の一環」だとしている。この発言は、クラスター弾頭の年内の実戦配備を予告したものと受け止められる。4種類の弾頭に言及したことも、開発が試験発射から実戦配備へ進みつつあることを示唆している。
北朝鮮は4月にも、キム・ジョンウン氏の立ち会いの下、戦術弾道ミサイル「火星砲11ラ」にクラスター弾頭を搭載して試験発射した。当時、キム・ジョンウン氏は「用途の異なる散布弾頭の開発により、軍の作戦上の需要をより効率的に満たせるようになった」と述べていた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News