「AI眼鏡と間違われたくない」韓国の受験生、フレーム交換で眼鏡店に思わぬ特需
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【11月02日 KOREA WAVE】韓国で、AI眼鏡による不正行為を疑われるのを避けようと、眼鏡のフレームを交換する受験生が増えている。
ソウル市江南区大峙洞の眼鏡店で10月28日に取材に応じた店員のイ・ヨンギュさん(39)は、最近、受験生からフレーム交換の問い合わせが増えたと話した。「この週末だけでも、AI眼鏡と誤解されたくないと、フレームを替えに来た受験生が5組いました」と語った。「受験生は新しい眼鏡に慣れないことを心配し、交換を避ける傾向がある。それなのに最近は、度数はそのままでフレームだけ替えるお客さまが増えている」という。
背景には、ソウル市立大学と延世大学の論述試験会場で、AI眼鏡を着用した受験生が相次いで摘発されたことがある。AI眼鏡はフレームにカメラやマイクなどを搭載し、AIによる情報検索や写真・動画の撮影ができる機器だ。レンズに情報を表示する製品もある。外見では通常のプラスチック製フレームの眼鏡と見分けにくく、受験生の間で不正行為を疑われることへの懸念が広がっている。
学校や予備校でも、フレーム交換を勧めているという。浪人生のイ・ジュヨンさん(20)は「もともと黒縁眼鏡を使っているが、論述試験でAI眼鏡を使った不正が見つかり、予備校でも大騒ぎになった。先生たちが授業中に『黒縁眼鏡は注意して』『替えられるなら替えるように』と言うので、迷っている」と話した。
眼鏡店側は、思わぬ交換需要を歓迎する様子だ。大峙洞の別の店の関係者によると、金属フレームや縁なし眼鏡を求める客が増え、プラスチック製を好む学生も透明や明るい色を選ぶ傾向にある。この関係者は「浪人生は大学修学能力試験(修能)を前に金属フレームへ替えた。高校1年生も、学校の試験でAI眼鏡かどうか調べられると言って交換した。こんな理由でフレーム交換の需要が生まれるとは、本当に驚きだ」と語った。
新たな需要に合わせた商品づくりを検討する店もある。ソウル市広津区で眼鏡店と眼鏡ブランドを共同運営する関係者は「修能を受ける10代と、国家試験を準備する20代を主な顧客層として、縁なしや透明フレームの商品を重点的に作ることを考えている」と述べた。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News