「終電逃すまで残業、タクシー代に嫌味…」登録413万人キッズYouTuberの会社で元社員がブラック労働を追加告発=韓国
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【11月01日 KOREA WAVE】登録者数413万人を抱える韓国の人気キッズクリエイター、ヘイジニー(本名カン・ヘジン)が運営する会社「キッズワークス」の労働環境を巡り、元社員による新たな告発があった。先に元社員が職場での不当な扱いを主張したのに続き、別の退職者が常習的な残業の強制や低賃金、退職時の心理的圧力などを訴えた。
オンラインコミュニティーに27日、「ヘイジニーの会社で働いていた別の元社員です。追加で情報を提供します」と題する投稿が掲載された。2020年代にキッズワークスで勤務していたという投稿者は、「先に書き込んだ方の告発を見て、悩んだ末に勇気を出して書く」と説明した。投稿者によると、最初に告発した元社員とは勤務時期が重なっていなかったが、入社当時、パニック障害を患ったという社員の話は聞いていたという。「その出来事の後、職場環境は変わったと聞いたが、実感として変化はなかった」と主張した。
投稿者が挙げた主な問題は、週末・休日勤務への補償がないこと、残業代を含めて賃金を支払う「包括賃金制」を利用した残業、食事代や交通費の支給に伴う圧力、最低賃金ぎりぎりの低賃金、退職を巡る心理的圧力の5点だ。投稿者は「出張や週末勤務をしても代休は与えられず、休日に働いた後も平日に通常通り出勤することが当然とされた」と主張した。
また「メディアでは『残業のない会社』と宣伝していたが、事実とは違う。動画の投稿日が決まっているのに、時間内には到底終わらない量の仕事を与え、期限に間に合わせるよう強制していた」と説明。「退勤30分前に撮影を始めることもあり、包括賃金制を理由に残業手当はなかった」と述べた。「1~2時間残る程度ではなく、終電がなくなるまで残業することが頻繁にあった。現在勤務している社員に確認したところ、今も全く改善されていない」とも主張した。
残業で公共交通機関がなくなり、タクシーを利用する際も事前の許可が必要だったという。食事代やタクシー代の支給を受ける際には「食事をしたなら働かないと」「わざと残業しているのか」「最近タクシーに乗りすぎだ」などと言われ、常に気を使わされたと訴えた。
給与については、入社時に最低賃金ぎりぎりの額で労働契約を結び、その後の年俸交渉でも法定最低賃金の上昇分をわずかに上回る程度しか引き上げられなかったと主張。事実上、際限のない残業と最低水準の待遇が重なっていたと述べた。
退職の際にも不当な圧力があったという。社員が退職の意思を伝えると、「この程度の経歴では他の会社に就職するのは難しい」「どこに行ってもこれほどの福利厚生は受けられない」「こんなに簡単に諦めるのか」などと言われたと主張した。さらに「退職を希望する社員が出ると、引き継ぎのために必ずあと3カ月働かなければならないと説得した。人員の補充もなく、さらに3カ月を求める場合もあった」と説明した。
投稿者は「ほかにも細かな不合理は多かったが、特定の出来事を話すと個人が特定されかねないため、社員の不満が最も大きかった主要な問題だけを挙げた。先に勇気を出して真実を明らかにした方の話を後押ししたい」と述べた。
先に告発した人物は、ヘイジニーが運営していた会社の元社員で、本人の友人でもあったと説明。過重な業務でパニック障害を患い、会社側と長く対立した末、労災と認められたと主張していた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News