不動産の売り物件情報が掲示されたソウル市東大門区の不動産仲介事務所=10月27日(c)news1
不動産の売り物件情報が掲示されたソウル市東大門区の不動産仲介事務所=10月27日(c)news1

【11月01日 KOREA WAVE】韓国の住宅ローン金利が5カ月連続で上昇し、借り入れを最大限活用して住宅を購入した世帯の利払い負担が増している。特に、新規に実行された固定型住宅ローンの平均金利は、初めて年5%を超えた。

韓国銀行が10月29日に発表した「2026年9月の金融機関加重平均金利」によると、預金銀行の新規融資額を基準とした住宅ローン金利は年4.88%となり、前月の4.66%から0.22ポイント上昇した。住宅ローン金利は5月から5カ月連続で上昇し、2022年10月の4.82%も上回った。このうち固定型は、前月の4.88%から0.23ポイント上昇して5.11%となった。関連統計が始まった2013年以降で最高となり、初めて5%台に達した。上昇は2025年10月から12カ月連続。変動型も4.53%から4.76%へ0.23ポイント上がった。

家計向け融資全体の金利は4.76%から4.96%へ0.20ポイント上昇。一般信用融資は6.33%から6.49%に、住宅賃貸保証金「チョンセ」の資金融資は4.35%から4.57%に、それぞれ上がった。高金利の融資が占める割合も拡大した。新規の家計向け融資額のうち、年5%以上の金利が適用された割合は8月の20.0%から9月には31.6%へ、11.6ポイント上昇。年4.5%以上の割合も53.6%から70.1%に増えた。

既存融資を含む残高ベースでも、家計向け融資金利は4.52%から4.58%へ0.06ポイント上昇した。住宅ローンも4.22%から4.26%に上がっており、変動金利の利用者や金利見直し時期を迎えた借り手を中心に、利払い負担が増す可能性がある。

融資金利の上昇には、短期・長期の指標金利の上昇が影響した。9月の資金調達費用指数「COFIX」は、新規調達額ベースの適用月基準で3.12%から3.18%に、信用格付けAAAの5年物銀行債利回りは4.35%から4.53%に上昇した。91日物の譲渡性預金(CD)金利も2.97%から3.17%に上がった。

銀行の新規融資全体の金利は4.40%から4.57%へ0.17ポイント上昇。企業向けは0.19ポイント高い4.49%となった。大企業向けは0.16ポイント上昇の4.37%、中小企業向けは0.25ポイント上昇の4.63%だった。

一方、預金銀行の新規受け入れ額を基準とした貯蓄性資金の調達金利は、3.21%から3.45%へ0.24ポイント上昇した。貯蓄性預金は0.25ポイント上昇の3.39%、市場性金融商品は0.16ポイント上昇の3.69%だった。新規の定期預金のうち、年4%以上の金利が適用された割合は、0.5%から10.6%に拡大した。預金金利が融資金利を上回る幅で上昇したため、新規取扱額ベースの預貸金利差は1.19ポイントから1.12ポイントへ0.07ポイント縮小した。一方、残高ベースでは2.20ポイントから2.21ポイントへ0.01ポイント拡大した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News