トランプ氏、エヌビディアCEO標的の中国スパイ疑惑を「詳しく調査」
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【11月1日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は10月31日、米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が中国によるスパイ工作の標的になっていたとの報道を受け、フアン氏を「非常に優秀」と称賛し、支持する姿勢を示した。
トランプ氏はまた、米政府がこの問題を綿密に調査していると述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズは29日、シンガポールに拠点を置くデータセンター企業に関連する中国人の幹部が、中国政府に情報を流していたと米情報当局が結論付けたと報じた。この元幹部はフアン氏と接触していたという。
中国政府は、この報道を「根拠のない臆測」として否定している。
トランプ氏は南部フロリダ州の私邸で記者団に対し、「私はジェンスンを非常に尊敬している。今回の具体的な件については知らなかったが、彼が無事であることを願っている。彼は素晴らしく、非常に優秀な人物だ。われわれは優秀な人材を守りたい」と述べた。
さらに、「この件については詳しく調べる」と付け加えた。
フアン氏を引き続き顧問として起用するかと問われると、トランプ氏は「そうしたいと思っている。私はこれまでフアン氏を誠実な人物だと考えてきたが、その評価を覆すような事実が見つかれば別だ」と述べた。ただし、「非常に複雑な問題だ」とも付け加えた。
フアン氏は人工知能(AI)政策についてトランプ氏に助言してきた。また、今年5月には、トランプ氏が中国の習近平国家主席との会談のため北京を訪問した際、同行した米IT企業のCEOらの一人だった。
台湾生まれのフアン氏は、中国政府が独自の半導体開発を加速させる中、エヌビディア製半導体の中国市場への供給拡大を訴えてきた。(c)AFP