英首相、奴隷貿易で正式謝罪を検討 金銭賠償は否定
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【11月1日 AFP】アンディ・バーナム英首相は31日、大西洋奴隷貿易で英国が果たした役割について、正式な謝罪を検討する姿勢を示した一方、金銭的な賠償を否定した。
カリブ海地域での英連邦首脳会議への出席を数日後に控え、チャールズ国王が同地域を歴訪する中、英紙ガーディアンに寄稿したバーナム氏は「われわれは過去と向き合う必要がある」と主張した。
英国には、奴隷貿易で中心的な役割を果たしたことについて正式に謝罪し、カリブ海諸国に賠償するよう圧力がかかっている。
バーナム氏は「英連邦の未来を守るため、困難な対話に臨む」と表明し、「何百万人もの人々の痛みと苦しみに悲しみと遺憾の意を表し、それが今も世界の在り方に影響していることを認めたい」と述べたが、賠償は「適切な答えではない」と強調した。
寄稿では「いかに凶悪なものであっても、異なる時代に異なる法律の下で起き、直接関与していない歴史上の過ちについて、現代の英国民が責任を負うべきだとは思わない」と記した。
英王室は同日、チャールズ国王が英連邦首脳会議で演説し、英国の歴史の「恥ずべき側面」に「ひるむことなく誠実に」向き合うと発表した。
王室報道官は「国王は今回の訪問中、過去の最も恥ずべき側面に向き合うことを避けない」と述べた。
「したがって、演説では、ひるむことなく誠実に、心からの悲しみをもって、また、この問題について関係国政府間で行われる幅広い議論を尊重しつつ、これらの側面に言及すると見込まれる」と説明した。(c)AFP