【11月1日 AFP】イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は31日、米国とイスラエルによる攻撃再開に警告を発した。両国が重要な選挙後の攻撃再開を示唆する中、戦闘再開への懸念が高まっている。

ドナルド・トランプ米大統領は、11月3日の中間選挙後に新たな軍事行動に踏み切る可能性を示唆。一方でマルコ・ルビオ米国務長官は31日、「外交的な解決策があれば、検討する用意がある」と述べた。

総選挙を終えたばかりのイスラエルでは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が、イラン政権を打倒する「歴史的な、またとない機会」だと語っている。

両国の選挙は紛争の行方を左右する可能性がある。イスラエルでは27日に投票が行われたが、新政権はまだ発足していない。

声明によると、モジタバ師は軍の司令官らに対し、「いかなる規模や種類の脅威にも、即時かつ効果的で、地理的な制限のない対応を取らなければならない」と述べた。

また、攻撃対象のリストを更新し、「敵である米国とシオニストに属するあらゆる有形・無形の資産」を含めるよう命じた。

モジタバ師は、父親のアリ・ハメネイ師が米国とイスラエルの攻撃で殺害されたのを受け、3月に最高指導者に就任したが、就任前から公の場に姿を見せていない。モジタバ師と軍首脳との会合が伝えられたのは初めてだ。(c)AFP