犬の幼稚園、園長が投げた携帯電話で犬死亡…韓国「階段から転落」と虚偽説明
このニュースをシェア
【11月01日 KOREA WAVE】韓国ソウルの犬の幼稚園で、園長が投げた携帯電話に当たった犬が死亡した。園側は当初、階段から落ちて死んだと説明したが、飼い主が防犯カメラ映像の確認を求めると、虚偽の説明だったと認めたという。
KBSの10月28日の報道によると、事故は12日に発生した。公開された防犯カメラ映像には、黒い服を着た園長が複数の犬の世話をする様子が映っていた。やがて2匹がけんかを始めると、園長は手にしていた携帯電話を犬たちに向けて投げた。携帯電話に当たった1匹は、その場に倒れた。驚いた園長がすぐに駆け寄って抱き上げたものの、犬は動かなかった。
しかし、飼い主が最初に聞かされた説明は異なっていた。園長から連絡があったのは、事故の約1時間後だったという。飼い主は「階段の2、3段ほどの高さから落ちて、突然死んだと言われた。でも、そんなことで死ぬような子ではなかった」と話した。説明に納得できず、事故の2日後に防犯カメラの映像を見せるよう求めたところ、園側は初めて、それまでの説明が事実ではなかったと認めたという。
信頼して預けた愛犬を突然失った飼い主は、大きな衝撃を受けている。「私にとっては、自分の子どもが死んだのと同じ。私のすべてだった。子どもを殺されたということだ」と怒りと悲しみを訴えた。
事故後も、この幼稚園は営業を続けている。約2週間後、取材陣が面会を求めた際、園長は「今は犬たちの世話をする時間だ」として取材に応じなかった。飼い主は園長を動物保護法違反などの疑いで警察に告発した。
韓国の動物保護法では、虐待によって動物を死なせた場合、最高で懲役3年を科すことができる。ただ、実際の処罰は法定刑に比べて軽い場合が多いとの指摘もある。動物虐待の通報は年間約6000件に上る一方、実刑に至る事例は平均6件にとどまり、多くは罰金刑に終わっているという。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News