【10月31日 AFP】ローマ・カトリック教会史上初の米国出身教皇、レオ14世が、米中間選挙で投票した。ローマ教皇が公職選挙で投票したことが確認されたのは初めて。

バチカンは30日、世界のカトリック信者14億人を率いるレオ14世が、米イリノイ州シカゴの選挙で郵便投票を行ったと発表した。

シカゴ出身のレオ14世は「米国民として、資格がある場合には常に投票権を行使してきた」といい、「市民には民主的な手続きに参加する権利と義務がある」と考えているという。

レオ14世はドナルド・トランプ米大統領と対立してきた。その対立は今年、世界中で大きく報じられた。

米紙ニューヨーク・タイムズが州や地方自治体の記録を基に報じたところによると、レオ14世は2008年と2010年に民主党の予備選で投票し、その後の数年間には共和党の予備選で3回投票した。

イリノイ州の予備選では、有権者は事前の政党登録に関係なく、投票所で民主党か共和党のどちらの投票用紙を使うか選ぶことができるという。

レオ14世は約20年間、南米ペルーで宣教師として活動し、米国とペルーの両国籍を持っている。

バチカンは「教皇は、ペルーに居住していた間も、資格がある場合には常に投票権を行使していたことを確認した」と述べた。(c)AFP