「商品を探し回る必要がない」…韓国・ロボットが動き回る物流センターを訪ねてみた
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【10月31日 KOREA WAVE】韓国の物流プラットフォーム企業コロセウム(Colosseum)は10月29日、京畿道広州市にあるアセテック(ASETEC)のロボット物流システムセンターで、物流自動化技術の紹介イベントを開いた。自動倉庫や無人フォークリフトなど9種類の設備を公開し、商品の保管・搬送の省力化や、人工知能(AI)による運用改善策を紹介した。
韓国メガ・ニュース(MEGA News)のリュ・スンヒョン記者の取材によると、ノルウェー企業オートストア(AutoStore)のキューブ型自動倉庫は、商品を入れた容器を縦に積み重ね、その上を走るロボットが必要な容器を作業者の手元へ運ぶ。棚の間に作業者用の通路を設ける必要がなく、同社によると、一般的な保管方式の約3~4倍の空間利用効率を確保できるという。
商品の取り出しミスを防ぐ設備も披露された。取り出す場所を棚の表示灯で知らせるほか、プロジェクターを使う設備では、指定と異なる場所を選ぶと赤い警告表示が出る。大型貨物の保管では、無人フォークリフトからパレットを受け取った搬送ロボットが、棚の指定位置へ移す作業を実演した。
コロセウムは、設備単体の性能に加え、各施設の取扱量や作業の流れに応じた組み合わせを重視する。約25社の協力企業と56種類の自動化パッケージを構成し、顧客の条件に合う設備を提案。投資収益率の分析やシミュレーションで導入効果を検討している。
アセテックと共同で、保管サービスの収益性も検証した。センター内の自動倉庫にオンライン販売業者2社の商品を受け入れ、約3カ月間分析。コロセウムによると、従来1000坪を要した保管スペースを約300坪に集約でき、パレット保管方式と比べて保管サービスの収益性が約3.6倍になる結果が得られたという。
AIの活用では、オートストアがロボットの移動経路や作業順序を見直し、機器を増設せずに処理量を約7%改善した事例を紹介した。コロセウムも今後、自社システムを軸に異なるメーカーの設備を連携させ、取扱量の予測や作業の優先順位の調整を高度化する方針だ。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News