JTBC「事件班長」放送画面より(c)news1
JTBC「事件班長」放送画面より(c)news1

【10月31日 KOREA WAVE】韓国で、夫の姉が着用済みの水着や下着、古いソファーまで贈り物として渡してくるため、ストレスを感じているという女性の悩みが伝えられた。JTBCの番組「事件班長」は最近、結婚4年目の女性が、義姉から次々に届く贈り物を巡って夫と対立しているという話を紹介した。

女性によると、義姉は結婚当初から親しげに接し、普段も必要な物がないか気にかけてくれた。女性は、そんな夫の家族を見て「いい結婚をした」と思っていたという。

ところが、2歳の息子が生まれてから状況が変わった。ある日、義姉はおいに必要な服があるか尋ね、サイズや色、デザインまで細かく確認。ネット通販のリンクも送ってきたため、女性は新品の服を贈ってもらえると期待した。しかし、数日後に届いた袋に入っていたのは、義姉の息子が幼いころに着ていた古着だった。離乳食をこぼした黄色い染みも残っていたという。義姉は「3回も煮洗いしたから、心配せずに着せて」と言い、夫も特に問題はないという反応だった。

その後も義姉は賞味期限が近いおかずを宅配便で送ったり、自分が着ていたビキニやスポーツブラを渡したりした。女性は使うことに抵抗があったが、勝手に捨てることもできず、家にため込んでいた。やがて義姉に「これからは必要かどうか先に聞いてほしい」と慎重に頼んだ。

ところが、義姉は好意を断られて寂しいと家族に不満を漏らした。義母は「よかれと思って気にかけてくれているのだから、神経質にならないで」と言い、夫も「姉がただでくれるのに、なぜ嫌がるのか」と女性をたしなめた。

対立がさらに深まったのは、義姉が使っていたソファーを譲ると言い出した時だった。女性の家にはまだ十分使えるソファーがあり、断ろうとしたが、夫が相談もなく義姉の申し出を受け入れた。運搬費まで自分たちで負担したという。届いたソファーは、中央部分のスプリングが大きくへこんだ古いものだった。女性は「着ていたビキニに古いソファーまで渡すなんて、うちは古着の回収箱か、リサイクルごみ箱なのか」と憤った。それでも夫は「家族が気にかけてくれた贈り物なのだから、品質を求めるな」と姉を擁護。夫婦がそれぞれ一つずつソファーを使えばいいのではないか、とまで言ったという。

韓国オープンサイバー大学のパク・サンヒ教授(相談心理学)は、夫の家族は物を分け合うことを愛情表現と考えているようだと分析。「贈り物をすることより、受け取る人の気持ちに配慮することの方が大切だ」とし、望まない物は受け取らないという意思を丁寧に、しかしはっきり伝えるよう助言した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News