遺体を遺棄した疑いが持たれる60代の男の様子=10月22日、読者提供(c)MONEYTODAY
遺体を遺棄した疑いが持たれる60代の男の様子=10月22日、読者提供(c)MONEYTODAY

【10月30日 KOREA WAVE】ソウル市九老区の住宅街近くのごみ置き場で見つかった、一部がミイラ化した遺体について、不法滞在していた中国籍の男性だったことが分かった。ソウル九老警察署は10月27日午前、九老洞の住宅街近くで発見された遺体の身元を特定した。

死亡した男性は、遺体の遺棄を指示した疑いが持たれている80代の大家が所有する集合住宅で、妻と暮らしていたという。警察は、妻が夫の死亡を届け出ることで不法滞在が発覚するのを恐れ、立ち去った可能性について調べている。

警察は27日午後、60代の男を死体遺棄、80代の大家を死体遺棄教唆の疑いで緊急逮捕した。2人は22日午後、九老区の路上に遺体を遺棄した疑いが持たれている。2人は最初の取り調べで、遺体を捨てたことは認めた一方、当時は遺体だと知らなかったとの趣旨の供述をしたという。実際に遺棄した60代の男は「捨てる途中で遺体かもしれないと疑ったが、大家の指示に従った」と説明。大家は「建物に人形のように見える物があり、捨てるよう指示しただけだ」と供述したとされる。警察は供述の信ぴょう性を調べている。

2人は以前、借り主と大家の関係で知り合った。60代の男は現在、別の場所に転居しているが、普段から大家の仕事を手伝い、父親のように慕っていたとも伝えられる。

遺体は50~80代の男性と推定され、一部でミイラ化が進んでいた。発見時はビニールや新聞などに包まれていたという。警察は死亡から1カ月以上が経過したとみているが、詳しい死因は分かっていない。現場は住民が普段、ごみを出す場所で、遺体は22日に遺棄されてから発見まで同じ場所に置かれていたことが確認された。警察は、その間、生ごみや粗大ごみなど一部だけが回収され、遺体が残された可能性も調べている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News