【11月1日 CGTN Japanese】11月5日から10日にかけて、第9回中国国際輸入博覧会(輸入博)が上海で開催されます。今年の輸入博は、通信の確保のために複数の人工知能(AI)エージェント(自律型AI)を連携させた制御が導入されました。

輸入博の会場には大型スクリーンが設置されています。これはいわば、AIデジタル従業員の「目」です。会場のネットワークと設備の運行状況をリアルタイムで監視することができ、故障が発生すると、まるで30年の勤続経験を持つ通信保障の専門家のように、直ちに分析して完璧な解決案を提供すると同時に、AIセキュリティスマートフォンにも即刻送信し、現場スタッフもタイムリーに対処できるようになりました。

このエージェントは輸入博の会場を24時間連続して監視し、大規模イベントのネットワーク利用の保障における従来型の「人による画面注視」「現場での巡回点検」「経験則に基づく対処」を一変させました。さらにこれまでの「トラブル発生後の応急復旧」を、「事前の予報と警報」へと転換させています。

輸入博のモバイルネットワーク保障責任者の戴高傑氏によると、消費財エリアと農産品・食品エリアでは、人が集中する場面が生じます。これまでは現場スタッフが巡回点検を行い、バックオフィスのスタッフが調整を行うために、問題を解決するには少なくとも30分以上を要していました。しかし、AIエージェントを利用したことで、ネットワーク資源をリアルタイムで調整することができるようになりました。

今年の輸入博会場ではそれ以外にも、1400セットの最新Wi-Fi7設備が設置され、10ギガビットの5G-A(進化型5G)ネットワークの全面カバーが実現しました。最大で20万人の同時接続に対応可能で、高精細ライブ配信やオンライン商談などに柔軟に対応できるとのことです。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News