【10月30日 AFP】米軍の戦略立案を担う幹部が解任されたと、米メディアが報じた。一部報道機関は、機密情報を漏えいした疑いが理由だとしている。

米メディアは28日、匿名の関係者の話として、国防総省の主要機関である統合参謀本部で戦略・計画・政策部門を率いていたブレット・シルビア陸軍中将が解任されたと報じた。

米CBSとFOXニュースはいずれも、解任は情報漏えいに関連していると報道。CBSは国防総省当局者の話として、シルビア氏がメディアへの機密情報の提供をめぐるポリグラフ(うそ発見器)検査で3回、不合格になったと伝えた。

軍事計画などを扱う統合参謀本部の報道官は当初、シルビア氏の退任を確認し、今後の活躍を祈る声明を発表した。しかし、その後、「改めて検討した結果、声明は事情の全容を適切に反映していないと判断した」として撤回した。

続いて、国防総省のショーン・パーネル報道官はX(旧ツイッター)への投稿で、同省は「機密情報の意図的かつ無許可の開示を一切容認しない」と強調。「機密情報を守るため、必要な人事措置を講じた」と述べた。

パーネル氏はシルビア氏の名前を挙げず、「当該人物や今回の措置をめぐる事情について、これ以上のコメントはしない」とした。

さらに「追加の法的措置の可能性を検討するため、この件を他の案件と共に司法省に付託した」と明らかにした。(c)AFP