バイナンスに大規模ハッキング、25億ドル超の資金凍結
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【10月30日 AFP】暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは29日、大規模なハッキング被害に遭ったと発表した。巨額の資金盗難を防ぐため、25億ドル(約3950億円)を超える資金が凍結されたことも明らかにした。
1日当たりの取引高で世界最大の同社は、X(旧ツイッター)に相反する内容を含む投稿を相次いで行い、「利用者の資金は完全に安全だ」と主張する一方、「全ての損失を補償する」とも表明した。
被害の全容は直ちには分からなかったが、ブロックチェーン分析会社チェイナリシスは、「現時点での盗難額の推計は、盗難時の価値で約59億1200万ドル(約9330億円)」とした。
この推計が正しければ、2025年2月に暗号資産取引所バイビットから15億ドル(約2370億円)が盗まれた事件の被害額の4倍近くに上る。同事件はこれまで同種のサイバー攻撃で最大で、北朝鮮とつながりのあるハッカーによるものとされている。
バイナンスはグリニッジ標準時30日午前0時30分(日本時間同日午前9時30分、日時は以下同)ごろ、「担当チームが安全性の確認や資金凍結、捜査当局との連携を進める間、全ての入出金を一時停止した」と発表した。
凍結額については、「担当チームが捜査当局や発行元、ブロックチェーン分析会社、業界の協力企業と緊密に連携し、さらなる資産の追跡と凍結を進めており、今後も増える可能性がある」と説明した。
バイナンスが被害を認める数時間前から、複数の業界関係者が、ハッカーが同社のシステムに侵入したと指摘していた。
このニュースを受け、主要な暗号資産の大半が値下がり。午前0時25分(日本時間午前9時25分)ごろ、ビットコインは5%近く、イーサリアムは6%近く下落。バイナンス独自の暗号資産BNBは10%近く急落した。(c)AFP