「是正されなければ不正選挙」トランプ氏、選挙結果への異議申し立て示唆
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【10月30日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は29日、中間選挙のアラスカ州連邦議会上院選で、民主党候補のメアリー・ペルトラ前下院議員の陣営が共和党現職と同姓同名の新人候補を擁立した疑惑をめぐり、同選挙の結果に異議を申し立てる考えを示唆した。
トランプ氏の発言に先立ち、アラスカ州のマイク・ダンリービー知事(共和党)は、ペルトラ氏の側近らが、共和党現職のダン・サリバン上院議員の票を奪うため、同姓同名の新人候補を含む「スポイラー(票を分散させるための候補者)」をひそかに擁立していたとする米紙ニューヨーク・タイムズの報道について、調査を命じたと発表していた。
トランプ氏は今週、11月3日の中間選挙について、「公正な選挙なら」結果を尊重すると発言していた。この発言について記者団に問われると、「これが是正されなければ、間違いなく不正選挙になる」と答えた。
さらに、「極めて不公平だ。非常に紛らわしく、意図的にそうされている。これは不正だ」と主張した。
トランプ氏は先週、アラスカ州連邦上院選で現職のサリバン氏が敗北した場合、選挙結果の認定を阻止するための訴訟を起こすよう司法省に指示したと明らかにしていた。
だが、29日の発言は、共和党現職が敗北した場合、結果がどうであれ異議を申し立てる可能性をこれまでで最も明確に示したものとなった。同時に、中間選挙の他の選挙で共和党が敗北した場合にも、トランプ氏がその結果を受け入れるのかという疑問が一段と強まった。
トランプ氏が対イラン軍事作戦を開始して以降、原油価格の急騰でインフレが加速し、有権者の反発が強まっている。世論調査では、共和党が下院の多数派を失い、上院でも多数派を失う可能性が示されている。(c)AFP