ノルウェー、トランプ氏の「外便所のような国」発言を逆手に取り観光PR
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【10月29日 AFP】ノルウェー政府観光局は28日、ドナルド・トランプ米大統領に「外便所のような国」と罵倒されたのを逆手に取り、同国のトイレの素晴らしさをアピールした。
トランプ氏は25日、11月3日の米中間選挙を前にミシガン州で開かれた集会で、ノーベル平和賞に選ばれなかったことへの怒りをあらわにし、ノルウェーを「外便所のような国」と罵倒した。また、ノルウェーからの移民は歓迎しないと語った。
トランプ氏は「率直に言って、ノルウェーはどうしようもない国だ。実際、外便所のような国になってしまった」と述べた。
これに対し、ノルウェー政府観光当局はフェイスブックに「『外便所のような国』という騒ぎを耳にした。まあ、これだけは言える。私たちの国には世界でも有数の素晴らしいトイレがある。愛を込めて、ビジット・ノルウェーより」と投稿した。
さらに、「世界で最も美しい(外便所のような国の)トイレを紹介」との見出しを付け、同国が誇る洗練されたトイレの写真を掲載した。
写真には、フィヨルドを見下ろす丘のふもとや川沿いなど、ノルウェーの息をのむような絶景を望む場所に設置されたトイレが写っていた。
今年のノーベル平和賞には、南アフリカ出身で人権擁護活動に尽力してきたナビ・ピレイ元国連人権高等弁務官が、戦争犯罪や人道に対する罪との闘いに貢献した功績を認められ、選ばれた。
トランプ氏の発言は、ノルウェーではあまり話題にならなかった。
ノルウェーのエスペン・バット・アイデ外相は26日、ノルウェー・ノーベル賞委員会は独立した機関だと改めて強調した。
アイデ氏は国営テレビNRKに対し、「彼(トランプ氏)はノーベル賞委員会が独立していることを十分に承知している。念のために言っておくが、彼にはそのことを伝えてあるし、その事実は今も変わらない」と述べた。
トランプ氏は第1次政権時の2018年にも、ハイチやアフリカの一部の国々を「肥だめのような国々」と呼び、批判を浴びた。(c)AFP