ソウル市内の大型スーパーで青島ビールを見る買い物客=2017年3月5日(c)news1
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【10月29日 KOREA WAVE】北朝鮮が2026年、中国産酒類の輸入を大幅に増やし、1~9月の輸入額が前年同期の2倍以上となったことが分かった。

米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が中国税関総署の中朝貿易の詳細資料を分析した結果、2026年1~9月の北朝鮮による中国産酒類の輸入額は約2959万ドル(約46億7000万円)だった。前年同期の約1242万ドル(約19億6000万円)から2倍以上に増えた。輸入量も大幅に増加した。2026年1~9月に北朝鮮が中国から輸入した酒類は5142万リットルで、前年同期の2077万リットルの約2.5倍だった。

品目別ではビールの伸びが目立った。中国産ビールの輸入額は約1635万ドル(約25億8000万円)で、前年同期の約635万ドル(約10億円)の2倍以上。輸入量も前年の約1821万リットルから約4583万リットルに増えた。

ブランデーの輸入額は約197万ドル(約3億1100万円)で前年同期比52.4%増、ウイスキーは約172万ドル(約2億7200万円)で20.6%増となった。中国の伝統的な蒸留酒「白酒(パイチュウ)」も約130万ドル(約2億500万円)で31.2%増加した。一方、ウオツカの輸入額は約12万ドル(約1890万円)で前年同期より58%減少。一部のワインやリキュールの輸入額も減った。

中国産酒類の輸入増加は、最近の中朝貿易拡大の流れとも重なっているとみられる。北朝鮮は新型コロナウイルスの感染拡大に伴って国境を封鎖し、中国との貿易を大幅に縮小したが、その後は段階的に国境を開放し、貿易を再開してきた。最近の新鴨緑江大橋の開通により、中朝間の人や物の交流が拡大すると予想されており、貿易量は今後も増える見通しだ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News