「韓国・鬱陵島の倉庫に監禁され、特産品を強要された」…再生8万回の告発動画は「虚偽」、自治体がデマYouTuberに法的対応
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【10月29日 KOREA WAVE】韓国・鬱陵島(ウルルンド)の団体旅行で、観光客が高額の特産品の購入を強いられたとするユーチューブ動画について、地元自治体が虚偽の情報だとして法的対応を取る方針を示した。
慶尚北道鬱陵郡は27日、公式サイトやSNSで「最近、鬱陵島のパッケージ旅行中に強制販売や監禁、脅迫の被害を受け、警察と海洋警察に通報したという内容の動画がユーチューブに投稿された」と説明した。そのうえで「関係機関に確認した結果、動画で主張された通報は受理されていなかった。地域の事業者や住民の名誉を傷つけ、観光客の不安をあおる虚偽情報の流布について、法的対応を進める予定だ」と明らかにした。
視聴者から寄せられた話を紹介するユーチューブチャンネルに23日、「鬱陵島パッケージ旅行の最後に強制販売された事件」と題する動画が投稿された。約2分の動画では、2泊3日の旅行の最終日、観光客30人が倉庫に閉じ込められ、ガイドから特産品の購入を強要されたと主張していた。
動画の制作者は、旅客船の出航までわずか1時間という時に、50代のガイドが観光客を倉庫に閉じ込め、1人当たり30万ウォン(約3万5700円)相当のイカやカボチャあめなどを買わなければ乗船券を渡さないと脅したと述べていた。また、自分が警察と海洋警察に通報し、駆け付けた警察官がガイドを現行犯逮捕したとも説明。ガイドがひざまずいて寛大な対応を求め、船の護送費や精神的慰謝料などの名目で、自分に1000万ウォン(約119万円)を送金したと主張していた。
動画は4日間で再生回数8万2000回を記録し、話題になったが、鬱陵郡が内容に反論した。背景に使われた画像の多くは、鬱陵郡が広報用に撮影して公開したものだったという。
鬱陵島では2025年7月の「脂身だらけのサムギョプサル」を巡る論争以降、タクシー料金やスルメの価格などを巡っても、相次いでぼったくりとの批判が起き、観光客が減少している。2026年1~9月に訪れた観光客は23万3164人で、前年同期比19.9%減少した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News