韓国・放送中止請願のドラマ「ドクターX」、今度はロケ現場で道路法違反疑惑…5・18墓地正門前に「無許可バス停」設置
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【10月29日 KOREA WAVE】5・18民主化運動を扱った場面を巡り、放送中止を求める請願まで出された韓国SBSドラマ「ドクターX:白いマフィアの時代」について、今度は撮影用バス停の設置に関する苦情が管轄の区役所に寄せられた。
行政への苦情などを受け付ける「国民申聞鼓」によると、通報者は、制作陣が国立5・18民主墓地の正門「民主の門」の前に撮影用バス停の標識を設置したことについて、道路法に違反していないか確認するよう求めた。
問題となったのは24日放送の第6話で、劇中の518番バスが国立5・18民主墓地前の停留所に止まり、登場人物が降りる場面だ。実際のバス停は「民主の門」から約350メートル離れているが、制作陣は門の前の空き地に架空の停留所を設けて撮影したとされる。撮影に使われた標識は、角パイプの台座が付いた移動式の設備だ。
通報者は26日、北区役所の建設課に電話で問い合わせたところ、当該場所は道路に当たり、ドラマ撮影に関する許可申請や事前協議はなかったとの回答を受けたと説明した。これを受け、制作陣が道路に撮影用のバス停を設置する際、必要な許可を得たか、道路法に違反していないかを確認するよう求めた。
韓国の道路法第61条は、道路を占用する場合、道路管理者の許可を受けるよう定めている。同法第117条では、許可なく道路に物を一時的に置いた場合、300万ウォン(約35万7000円)以下の過料を科すことができる。ただし、実際の撮影場所が道路法上の道路に当たるか、設置された設備の形態や使用方法が許可の対象となるかは、管轄機関による確認が必要だ。
通報者は「問題を提起したのは、ドラマが5・18民主化運動を扱った内容ではなく、撮影のために特定の場所に自立式の設備を設置した行為と、その行政上の管理手続きだ」と説明した。また、設備の設置に必要な許可や場所の使用承認を得たか、歩行者や車両の通行に影響を与えたかを確認し、違反が判明すれば関連法令に従って対応するよう求めた。
「ドクターX」は24日の放送で、5・18民主化運動の際に銃撃を受けた患者オ・サンボムの物語を描いた。放送後、一部の視聴者は歴史的事件を医療ドラマの題材として使ったことに反発し、国会の国民同意請願で放送中止を求めていた。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News