韓国軍、上官を「殴りたい」と発言し1階級降格…裁判所「処分は重すぎる」
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【10月28日 KOREA WAVE】韓国軍で上官について「殴りたい」「使い物にならない幹部」などと発言したことを理由に、1階級降格とした懲戒処分は重すぎるとの司法判断が出た。法曹関係者によると、ソウル行政裁判所行政第12部は10月15日、処分を受けた軍人が所属部隊の旅団長を相手に起こした懲戒処分取り消し訴訟で、原告勝訴の判決を言い渡した。
原告は2024年、休暇前の教育を待つ兵士たちの前で、上官について「殴りたい」「あいつの部署は何もしていない」「使い物にならない幹部」などと発言したとして通報された。その後、懲戒委員会で1階級降格の処分を受けた。原告は、一時的な感情を表しただけで、指摘された発言はしていないと主張。抽象的・感情的な表現だけでは上官侮辱や服従義務違反には当たらないとして、処分の取り消しを求めた。
裁判所は、その場にいた兵士の一部が原告の発言を一貫して具体的に証言しており、信用できると判断。軍内の上下関係を無視した不適切な発言だったことは認めた。
一方で、発言が軍の指揮命令系統を揺るがすほど具体的に上官をおとしめる内容だったとは認め難いとした。裁判所は「慎重さを欠き、無礼で、自己顕示的な意図から軽率な表現を使ったと評価できる」としつつ、「軍紀を乱したり、部隊内での上官の地位をおとしめたりする意図があったと認めるには不十分だ」と指摘した。さらに、上官本人は発言を聞いておらず、発言によって部隊内の軍紀や上命下服の秩序が乱れたと認める事情もないとして、「非違行為の程度が軽く、過失も軽い場合」に当たると判断した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News