米、ASEANに新防衛枠組み提案 「野心的な協力を」ヘグセス国防長官
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【10月28日 AFP】ピート・ヘグセス米国防長官は28日、東南アジア諸国連合(ASEAN)に対し、新たな防衛協力の枠組みを構築することを提案した。今後数年間は「極めて重要な時期」になるとして、「野心的な」協力の必要性を訴えた。
米国は近年、中国が地域で軍事的な存在感を強める中、「自由で開かれたインド太平洋」を維持する必要があるとして、域内諸国との防衛協力の強化を図っている。
ヘグセス氏はフィリピン中部セブで開かれたASEAN各国の国防相らとの会合に先立ち演説し、東南アジア地域の「現実主義」と「誇り高いナショナリズム」を称賛した。
ヘグセス氏は「すべての問題で意見が一致するわけではないし、その必要もない」としながら、共通の利益がある分野での協力を呼び掛けた。
さらに、「この地域の将来を見据え、われわれはさらに野心的になるべきだ。米国とASEANが協力して、防衛協力の枠組みを策定することを提案する」と述べた。新たな枠組みは今後数年間の協力の指針となるものだと説明し、「今後数年間は極めて重要な時期になることを強調しておきたい」と続けた。枠組みの詳細には触れなかった。
ヘグセス氏は、来年シンガポールが拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)の議長国を務めるのに合わせ、米国は枠組みの策定に着手する用意があるとした。
拡大ASEAN国防相会議には、ASEAN加盟11か国に加え、米国、日本、中国、オーストラリアなどが参加している。
一方、小泉進次郎防衛相は同日、セブでの会合に先立ちヘグセス氏と会談。日本の南西諸島から台湾、フィリピンに至る「第1列島線」で、相手の攻撃を思いとどまらせる「拒否する防衛力」を強化する必要性について協議した。
両氏はまた、弾薬の生産について引き続き「緊密に連携」することでも一致した。(c)AFP