【10月28日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(80)は27日、11月3日の中間選挙について、「公正な選挙なら」結果を尊重すると述べた。

中間選挙で共和党が議会の多数派を失う可能性があると世論調査で示される中、トランプ氏は選挙の公正性に改めて疑問を投げ掛け、大規模な選挙不正があるとする根拠のない主張を強めている。

トランプ氏はワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地から応援演説のためテキサス州に向かう際、記者団から中間選挙の結果を尊重するかと問われ、「公正な選挙なら尊重する」と答えた。

また、共和党が上下両院で多数派を失った場合には、民主党と協力する可能性についても、慎重ながら言及した。

トランプ氏は「何とか方法を見つける。いいか、私には強力な拒否権がある。そうならないことを願っているが、そうなったとしても、多くの大統領が経験してきたことだ」と述べた。

「強力な拒否権があるが、最終的にはディールに取り組むことになる」と続けた。

共和党は、中間選挙で民主党が大勝する「ブルーウェーブ(青い波)」が起きることを懸念している。トランプ氏が対イラン軍事作戦を開始して以降、原油価格の急騰でインフレが加速し、有権者の反発が強まっているためだ。

一部の批判者は、トランプ氏が中間選挙の結果に異議を唱えたり、何らかの緊急権限を発動したりするための布石を打っているのではないかと懸念している。

トランプ氏は26日、選挙不正による有罪判決につながる情報提供者に100万ドル(約1億5700万円)の報奨金を支払うと発表した。(c)AFP