韓国芸能界、有料ファン交流の光と影…イ・グァンスは頻繁に発信、ユンホはファンと応酬
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【10月27日 KOREA WAVE】アイドルを中心に定着した有料のファン交流サービスが、韓国の俳優やタレントにも広がっている。スターが日常やメッセージを届けることが新たなファンサービスとなり、交流の巧みさも人気を左右する要素になった。一方、期待の高まりが芸能人の負担やファンとの衝突につながる例も出ている。
交流サービス「bubble」の1人分の購読料は月約5000ウォン(約590円)。5人分では月2万4000ウォン(約2840円)、年間28万8000ウォン(約3万4100円)となる。アルバムやファンクラブ会費、公演チケット、グッズ代は別だ。
俳優への広がりを象徴するのがイ・グァンスだ。10月1日に利用を始め、朝から夜まで相次いでメッセージを送り、積極的な交流が話題となった。所属事務所の専用アプリ「bubble for STARSHIP」は7日、韓国のアップル・アップストア無料アプリランキングで1位に上がった。運営会社ディアユーは、アイドル中心だったサービスが俳優やタレントにも拡大する事例だと説明する。タレントのユ・ジェソクも番組でイ・グァンス氏の購読料に触れ、話題を広げた。韓国放送広告振興公社のカン・シンギュ責任研究委員は、従来のファン層の境界が薄れつつあるとみる。「以前はファンが購読する傾向があったが、今はファンでなくても、面白ければ購読するという」。交流自体の楽しさに対価を払う利用者が生まれているという分析だ。
一方、有料だからこその期待が対立を招く場合もある。東方神起のユンホが7月、交流サービスで一部ファンと交わしたやり取りが、最近になってネット上で拡散された。発信が少ないとの指摘に、ユンホ氏は「満足させられず申し訳ないが、これが最善だと思う」と答え、刺激的な表現を控えるよう求めた。その後、ファンが「有料なら少なくとも月1回は交流すべきではないか」と訴え、応酬となった。ただ、一部ファンによると、ユンホ氏はその後発言を謝罪し、交流回数も大きく増やしたという。再拡散された投稿には、こうした経緯が抜けているとの指摘もある。
bubbleの利用規約は、アーティストによるメッセージの送信回数を保証しないと明記する。月額料金に見合う交流を求めるファンの期待と、サービスの仕組みには隔たりがある。有料化で、ファンは応援する立場に加え、サービスを購入する消費者にもなった。カン・シンギュ氏は「毎月払っているのに発信が少なかったり、面白くなかったりすると、『誠意がない』との要求につながり、芸能人への圧力になり得る」と指摘する。
芸能人には、活動期間かどうかにかかわらず、継続的な交流が求められる。以前のファンサイトでの告知から、個別メッセージのような形式で写真や音声を随時届ける方式へ変わり、私生活の時間にも発信を続ける負担が生じる。ファンにとっては、日常の中でスターを身近に感じられることが魅力だ。しかし、交流の能力まで仕事上の力量として評価され、芸能人の疲労が増す可能性がある。カン・シンギュ氏は、ファン活動がプラットフォーム内に集中し、活動の場が狭まる面も指摘。「ファンは料金だけでなく時間や関心を費やし、スターは活動の有無に関係なく交流を続ける負担を背負う」と説明した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News