韓国・元交際相手を殺害した疑いで40代男を逮捕…過去にストーカー被害の通報
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【10月27日 KOREA WAVE】韓国・大田市で、過去にストーカー行為をしていた元交際相手の女性を殺害した疑いで、40代の男が逃走先の江原道江陵市で緊急逮捕された。男は事件後、仁川国際空港などを経由して移動し、携帯電話のSIMカードを取り外すなど、警察の追跡を逃れようとしていたことが分かった。
大田中部警察署によると、男は10月24日午後0時36分ごろ、大田市中区の集合住宅で、元交際相手の40代女性を殺害した疑いが持たれている。女性は同日午後1時55分ごろ、自宅を訪れた家族に発見された。通報を受けた警察が男の行方を追い、翌25日午前7時40分ごろ、江陵市内のホテルで逮捕した。
男は事件直後、タクシーで仁川国際空港へ向かい、再びタクシーで仁川の月尾島に移動。その後、江陵へ向かったとされる。逃走中には携帯電話のSIMカードも取り外していた。警察は防犯カメラなどで移動経路を追跡し、仁川と江原道の警察と連携して男の居場所を特定。ホテルで張り込んでいたところ、男の知人から自殺をほのめかしているとの通報があり、客室に突入して身柄を確保した。
男は移送中、「自分が悪かった」などと、容疑を認める趣旨の供述をしたという。ただ、具体的な動機や計画性の有無、事件後に仁川国際空港へ向かった理由は確認されていない。航空券の購入を試みた形跡も確認されておらず、男の旅券は有効期限が切れていた。警察は、重大事件では容疑者の海外逃亡を防ぐため、緊急の出国禁止措置を取っていると説明した。
女性は2025年にも、男からのストーカー被害を警察に届けていた。同年10月10日、男が電話やメール、カカオトークなどで繰り返し連絡してくるとして通報。警察はストーカー処罰法違反の疑いで男を立件し、接近や電気通信を使った連絡を禁じる緊急措置を取った。女性には緊急通報用のスマートウォッチを貸与し、110番に当たる「112」の通報対応システムへの登録や、自宅・職場周辺の巡回などの保護措置も講じた。
しかし、女性は同年11月3日に警察署を訪れ、男と円満に和解したとして処罰を望まない意向を示し、スマートウォッチも返却した。警察は継続的・反復的なストーカー行為と認めるのは難しいと判断し、同月25日に検察へ送致せず、捜査を終えた。同年12月27日にも、女性から自宅で男と口論になったとの通報があった。当時、女性は軽い口論の最中に誤って112に発信したと説明。警察は被害や犯罪の疑いを確認できず、現場で対応を終えたという。
警察は動機や詳しい経緯を調べ、男の身柄の拘束を続けるための令状を請求する方針だ。また、遺族保護のための対策会議を開き、心理相談やトラウマ治療、葬儀費用の支援などを進める。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News