マチャド氏帰国、ロドリゲス暫定大統領は「見世物」と一蹴 ベネズエラ
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【10月27日 AFP】ベネズエラのデルシー・ロドリゲス暫定大統領は26日、野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏の仰々しい帰国を冷笑した。マチャド氏は対話に応じる姿勢を示しているものの、帰国直後から両者の緊張が表面化した形だ。
ノーベル平和賞受賞者のマチャド氏は25日、約1年ぶりに帰国した。歓迎する大勢の市民が集まり、米国の支援を受けるロドリゲス政権に真っ向から挑む形となった。
マチャド氏が自動車やオートバイの車列を組んで首都カラカスに入ると、幹線道路や料金所、市街地の通りには数千人が詰め掛け、ベネズエラ国旗を振りながら「自由を!」と叫んだ。マチャド氏は満面の笑みを浮かべていた。
マチャド氏は26日、ロドリゲス暫定大統領との対話に応じる用意があると表明し、歩み寄る姿勢を見せた。ロドリゲス氏は、米国に拘束されたマチャド氏の宿敵、ニコラス・マドゥロ前大統領のもとで副大統領を務めていた。
マチャド氏の報道官クラウディア・マセロ氏は地元ラジオに対し、「マチャド氏はデルシー(ロドリゲス氏)だけでなく、必要な相手であれば誰とでも、国民に対して完全に透明性を確保し、議題を明確にした上で協議に臨む意思を示している」と語った。
しかしロドリゲス氏は国営テレビで、マチャド氏の帰国時の過剰な演出を非難。「あのような見世物じみた真似をする必要はなかった。空港なら目の前にあるはずだ」と一蹴した。
暫定政権は選挙の実施を約束しているが、これまでのところ日程は決まっていない。(c)AFP