ソウル連続放火、容疑者が犯行直前に女性職員と笑顔で会話…映像公開
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【10月27日 KOREA WAVE】韓国ソウル市江南(カンナム)区駅三洞(ヨクサムドン)の特許法人が入る建物2カ所に相次いで火をつけ、19人を負傷させた疑いで逮捕された70代の男が、犯行直前、女性職員と会話する中で笑みを浮かべていたとの証言が出た。
韓国の報道専門チャンネルYTNは26日、男の最初の犯行が映った防犯カメラの映像を公開した。映像は20日午前11時53分ごろ、駅三洞にある特許法人の事務所で撮影された。
映像には、黄色い液体の入った容器2つを両手に持った容疑者が、建物の4階に現れる様子が映っている。容疑者は周囲を少し見回した後、事務所に入り、女性職員と約20秒間会話した。職員が事務所の奥に入ると、容疑者は出入り口前の床に引火性の物質をまき始めた。続いてライターで火をつけ、瞬く間に燃え上がる炎を背に非常階段から建物を離れた。最初の犯行にかかった時間は1分余りだった。
YTNの進行役は、証言によると、容疑者が放火直前に女性職員と会話した際、笑みを浮かべる場面もあったと伝えた。番組に出演した弁護士は、女性職員が事務所の奥に入るとすぐに、容疑者が入り口前に火をつけたと説明。犯行の残酷さや計画性、被害の大きさを踏まえ、「罪の意識が全く見られないように思える」と指摘した。
警察は防犯カメラの映像を入手し、容疑者に殺人未遂容疑を追加適用する方向で捜査を進めている。また、容疑者が犯行前に特定の職員を探していたとの被害者の供述も得ており、特定の人物を狙った可能性を調べるとともに、当時同じ階にいた別の職員らにも事情を聴いている。
容疑者は20日午前11時51分ごろから午後0時1分ごろにかけて、特許法人の事務所が入る駅三洞の2つのビルで相次いで放火し、人を負傷させた疑いが持たれている。火災では5人が重傷、14人が軽傷を負い、負傷者は計19人に上った。警察は今週中にプロファイラーによる調査を実施し、30日に勾留期間が満了する前に、事件を送致するかどうか決める方針だ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News