北朝鮮、DMZ地雷爆発は「韓国の自作自演」…国連安保理議長に書簡
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【10月27日 KOREA WAVE】北朝鮮は9月に非武装地帯(DMZ)で起きた地雷爆発を巡り、国連安全保障理事会の議長に送った書簡で、事件は韓国の「自作自演」だと改めて主張した。軍事境界線一帯で進める「国境線の要塞化」を正当化し、韓国が領土を侵せば自衛権を行使すると警告した。朝鮮中央通信は26日、国連駐在の北朝鮮代表部の常任代表が25日、安保理議長に書簡を送ったと報じた。
北朝鮮は書簡で、韓国が9月21日に「南部国境線」付近で起きた地雷爆発の責任を北朝鮮に転嫁する挑発行為に出たと主張した。そのうえで「韓国が捏造(ねつぞう)した、いわゆる『地雷爆発事件』は、朝鮮民主主義人民共和国の南部国境の要塞化を『軍事的侵入』と決めつけ、遅らせ、阻止するための陰険な妨害策動だ」と非難。「朝鮮半島情勢を悪化させた責任から逃れるための自作自演にすぎない」と主張した。
北朝鮮は、南部国境の要塞化について「外部の侵略の脅威から領土の安全を守るための自衛的措置」であり、国連憲章と国際法に合致した主権の行使だと訴えた。一方、韓国軍による警告射撃については、要塞化作業に動員された兵士の生命や安全を脅かす行為だと非難。武力による威嚇や武力行使を慎むよう定めた国連憲章第2条4項に対する重大な違反だと主張した。
さらに「大韓民国がわが国の領土を1ミリでも侵したり、われわれの人員の安全と生命に危害を加える直接的な挑発行為に出たりした場合、朝鮮民主主義人民共和国は国連憲章第51条に明記された自衛権を行使する合法的な権利を持つ」と警告した。北朝鮮はまた、警告にもかかわらず韓国が主権と領土保全を侵害すれば、そこから生じるすべての結果の責任は韓国が負うことになると主張した。
北朝鮮が安保理議長に書簡を送った背景には、南北間の軍事的な対立の責任を韓国に転嫁するとともに、国境の要塞化を国際社会に正当化する狙いがあるとみられる。韓国政府が9月23日、安保理議長に送った書簡への対応という側面もある。韓国政府は当時、軍事境界線一帯での北朝鮮による休戦協定違反を非難し、責任ある謝罪と措置を求めていた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News