イスラエル国防相、イラン対応めぐる首相と軍トップの対立報道を否定
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【10月26日 AFP】イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は26日、イランとの紛争で新たな軍事行動を取ることをめぐり、軍と政治指導部の間に対立が生じているとの報道について、「全く根拠がない」と否定した。
イスラエルの民放チャンネル12は25日、匿名の情報筋の話として、新たな指示をめぐり、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とエヤル・ザミール軍参謀総長が衝突したと報じた。指示の詳細は明らかにされていない。
ネタニヤフ氏はテレビ出演時に、この報道を「ばかげた話」と一蹴。カッツ氏も、接戦が予想される選挙を控え、ネタニヤフ氏率いる陣営の判断力に疑念を抱かせようとする試みだと主張した。
カッツ氏はX(旧ツイッター)に、「イラン問題をめぐり、政治指導部とイスラエル軍の間に意見の相違があるとの報道は、全く根拠がなく、事実に反する」と投稿し、両者は「完全に」連携していると強調した。
チャンネル12によると、ザミール氏は受けた指示を実行する前に、詳細な協議を行うとともに、法的な保証と政治指導部の署名を求めたという。
同局は指示の具体的な内容を明らかにしていないが、紛争が政治的利益のために利用されるのではないかとの懸念が軍内部にあるとする情報筋の話を伝えた。
野党指導者のヤイル・ラピド氏は25日、Xへの投稿でこの報道に言及し、ネタニヤフ氏が選挙の延期を狙っていると非難した。
ラピド氏は「今夜、ネタニヤフ氏が選挙を延期するためだけに、イランとの緊張を激化させ、対立を引き起こそうとしていると報じられた」とし、「この男はもはや正常な判断ができなくなっている。絶対に退陣させなければならない」と訴えた。
こうした指摘に対し、カッツ氏は「イスラエル側には、選挙前にイランへの攻撃を開始する意図はないと断言する」と述べた。(c)AFP