ムシンサ提供(c)news1
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【10月26日 KOREA WAVE】ファッションクリエイターとブランドが共同企画した商品が、ライブ配信1時間で19億ウォン(約2億2500万円)の販売実績を記録した。クリエイターが商品企画から宣伝、販売まで関わる「クリエイターコマース」が、韓国流通業界の新たな成長分野として注目されている。

ムシンサが19日に「ムシンサライブ」で独占販売した、クリエイター「ソンイソンイ」と婦人服ブランド「ミセキソウル」の協業コレクションは、午後8時の配信開始から5分で用意した数量が完売。その後は予約配送に切り替え、配信終了まで注文を受け付けた。今回の企画は、クリエイターのファン層、ブランドの商品企画力、プラットフォームのマーケティング力が組み合わさり、購買につながった事例だ。

コレクションには、ソンイソンイ氏の着こなしの感覚と、ミセキソウル特有の落ち着いたデザインや細部の工夫を取り入れた。代表商品の「斜め合わせリバーシブル・シアリングジャケット」は、スエードとフェイクファーの両面を使える仕様。配信中にムシンサストアの新商品ランキングで1位となり、他の協業商品も上位に入った。ミセキソウルは、従来のブランドらしさを保ちながら、クリエイターの日常的な着こなしを反映し、商品の使いやすさを高めた。主力だった20代前半~半ばに加え、20代後半~30代前半・半ばへ顧客層を広げる効果もあったという。

ソンイソンイ氏は独自のファッションスタイルとコンテンツ制作力を持ち、ブランドのデザインと自身の個性を調和させた点が、協業の強みとされる。ムシンサは1600万人の会員基盤と購買データを活用した。ブランドの特徴や商品ごとの主な顧客層、好みのスタイルを踏まえ、配信前後にアプリ通知やメッセージ、広告を届け、商品への関心を実際の購入につなげた。同社関係者は「5分で完売し、予約配送でも注文が続いたことは、クリエイターとブランドの協業が強い反応を生み出せると示している」と説明。今後も双方の強みを生かした企画を継続するとした。

流通業界では、クリエイターの影響力を販売につなげる事業が拡大している。既存商品を紹介するだけでなく、企画や制作、販売に参加する形へ進化している。CJオンスタイルも22日、商品企画からコンテンツ制作、販売、物流、顧客サービスまで支援する戦略を発表した。9月に開設したクリエイターのマッチングプラットフォーム「オントナー」を軸に、2030年までに通販に特化したクリエイター10万人を育成し、関連取扱高を2025年の35倍に拡大する目標だ。モバイルコンテンツコマースの取扱高に占める比率も50%まで高める。

業界では、クリエイターのファン層と商品の競争力、プラットフォームの販売・宣伝力を効果的に組み合わせることが、今後の競争力を左右するとみている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News