SNSに投稿された「一人ピクニック」の動画(c)NEWSIS
SNSに投稿された「一人ピクニック」の動画(c)NEWSIS

【10月26日 KOREA WAVE】韓国で、一人で公園や漢江の河川敷にレジャーシートを広げ、ピクニックを楽しむ「ホンクニック」が20~30代の間で流行している。「一人」を意味する韓国語と「ピクニック」を組み合わせた言葉だ。最近はSNSに、その過ごし方を紹介する動画が相次いで投稿され、話題を集めている。

楽しみ方は人それぞれだ。シートの上でノートパソコンを開き、就職活動の自己紹介書を書いたり、課題やたまった仕事を片付けたりと、公園を「屋外の仕事場」のように使う人もいる。寝転んで本を読む「寝転び読書」や、自撮りを楽しみながら過ごす人もいる。食の楽しみも欠かせない。朝から手作りした弁当と本を持参してくつろぐ人もいれば、1人前のヤンニョムケジャンを持ち帰り、一人の食事を楽しむ人もいる。ワインを添えて、ゆったりと過ごす姿も見られる。

レジャーシートと簡単な食べ物があれば楽しめるため費用の負担が少なく、ほかの人と予定を合わせる必要がないことも利点に挙げられる。

背景にあるのは、20~30代を中心に定着した「おひとりさま文化」だ。一人ご飯、一人飲み、一人旅に続き、ピクニックにも一人で楽しむスタイルが広がった。飲食店予約サービス「キャッチテーブル」が9月に公表した「2026年一人ご飯トレンドリポート」によると、2026年1~7月の1人予約は前年同期比38.1%増加した。7月の1人予約では、20~30代が約78%を占めた。一人での活動が「寂しさ」ではなく、自ら選んだ余暇として受け止められるようになり、一人ピクニックも遊びの文化として定着しつつある。

ネットユーザーからは「一人ピクニックは本当に癒やされる」「最近はやっているみたい。リールを見たら私も行きたくなった」「一人ピクニックなんて、ロマンがあふれている」といった声が寄せられた。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News