ネタニヤフ氏、イランによる選挙妨害を警戒 「われわれを試すな」
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【10月26日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は25日、イランとその同盟勢力が27日の総選挙を妨害しようとする可能性があると述べ、イランに敵対行為に出ないよう警告した。
この発言に前後して、イスラエルのテレビ局チャンネル12は匿名の情報筋の話として、対イラン戦争に関する新たな指令をめぐり、ネタニヤフ氏と軍のエヤル・ザミール参謀総長が対立したと報じた。指令の具体的な内容は明らかにされていない。ネタニヤフ氏は報道を否定した。
ネタニヤフ氏は選挙戦で、安全保障分野での実績を前面に押し出している。2月に米国と共に始めた対イラン戦争を誇示し、戦争を最後まで遂行できるのは自分だけだと示唆している。
首相府が25日に公開した動画で、ネタニヤフ氏は「われわれの敵であるイランとその代理勢力が、選挙を妨害するために攻撃を仕掛けてくる可能性を示す情報がある」と述べた。
さらに「われわれを試すな。不釣り合いな打撃を受けることになる」と警告し、軍は防御と攻撃の両面で作戦を実施する準備ができていると強調した。
チャンネル12は両氏の対立について、ザミール氏が「受けた指令を実行する前に、踏み込んだ協議に加え、法的な保証と政治指導部の署名を求めた」と報じた。
同局は指令の詳細を伝えなかったが、情報筋の話として、軍内部には戦争が政治的利益のために利用されることへの懸念があると報じた。
ネタニヤフ氏は同日、その後に出演したテレビ番組で、報道を「全くのでたらめだ」と一蹴した。
野党指導者のヤイル・ラピド氏はXへの投稿でこの報道に言及し、ネタニヤフ氏が投票の延期を図っていると非難した。
「今夜、彼が選挙を延期するためだけに、イランとの緊張を高め、対立を引き起こそうとしていると報じられた」と述べた。
さらに「この男は冷静な判断力を失っている。われわれは何としても彼を退陣させなければならない」と訴えた。(c)AFP