大学修学能力試験(修能)の準備に励む高校3年生=2026年9月30日、京畿道水原市の孝園高校(c)news1
大学修学能力試験(修能)の準備に励む高校3年生=2026年9月30日、京畿道水原市の孝園高校(c)news1

【10月26日 KOREA WAVE】韓国の一般用医薬品「B-MAX」が、肉体疲労や体力管理への需要を背景に、高含量ビタミン市場で成長してきた。GC緑十字が展開し、受験生だけでなく会社員や中高年の疲労管理にも着目したビタミン剤だ。

大学修学能力試験(修能)が近づくと、受験生は一日の大半を机に向かって過ごす。長時間の勉強で疲れや体力の低下を感じることもある。特に睡眠不足や不規則な食事、座り続ける生活が重なると、疲労が蓄積しやすい。

GC緑十字は2012年、活性型ビタミンB群を中心に、さまざまなビタミンやミネラルを配合したB-MAXを発売した。単なるビタミン不足の補給にとどまらず、肉体疲労や体力低下に悩む消費者の需要に着目した製品だ。

ビタミンB群は、体内でエネルギーを作り出す過程に関わる必須栄養素。食事から摂取した炭水化物や脂質、たんぱく質をエネルギーに変える代謝に必要で、神経機能を正常に保つうえでも重要な役割を担う。B-MAXは、一般的なビタミンB群より体内での利用効率を高めるよう設計された活性型ビタミンを主要成分としている。代表的な成分が、活性型ビタミンB1の「ベンフォチアミン」だ。ビタミンB1は炭水化物のエネルギー代謝や神経機能の維持に必要な栄養素で、ベンフォチアミンは一般的なチアミン製剤に比べ、吸収率や生体利用率を高めるために開発された成分という。

B-MAXは韓国のビタミン市場では後発だったが、販売を着実に伸ばし、代表的なブランドの一つとなった。発売から5年後の2017年には年間売上高100億ウォン(約11億8500万円)を達成。2021年には500億ウォン(約59億2500万円)を超え、4年間で5倍以上に拡大した。

同社は消費者の年齢や疲労の症状、栄養補給の需要に合わせ、製品を細分化する戦略も進めてきた。「B-MAX・アクティブ」と「B-MAX・ゴールド」は、活性型ビタミンとミネラルをバランスよく配合。「B-MAX・メタ」と「B-MAX・メタビー」は、高含量のビタミンB群を特徴とし、肉体疲労の管理に重点を置いている。

最近、主力製品として打ち出している「B-MAX・ジェット」は、活性型ビタミンB12のメコバラミンを含むのが特徴だ。メコバラミンは神経機能の維持に関わるビタミンB12の一種で、同製品には韓国の製造基準で定められた1日当たりの最大量が配合されている。

疲労回復や体力管理は、現代人にとって長く向き合う課題だ。B-MAXは活性型ビタミンB群を軸に製品を多様化し、消費者の選択肢を広げてきた。変化する健康管理の需要に対応し、韓国の高含量ビタミン市場で存在感を維持できるかが注目される。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News