仏極右ルペン氏、大統領選へ始動 「法の支配の回復」誓う
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【10月26日 AFP】フランスの極右政党「国民連合(RN)」の指導者マリーヌ・ルペン前党首は25日、エマニュエル・マクロン大統領の後任を目指して選挙運動を開始し、当選すれば「法の支配を回復する」と誓った。
世論調査で首位に立つルペン氏には、フランスで数週間にわたり続く混乱が追い風となっているようだ。生活費高騰に抗議する大規模デモに伴い、各地で暴力行為が発生している。
先週末のデモに伴って略奪や放火が相次いだことを受け、ルペン氏は「われわれは法の支配を回復する」と述べた。
ルペン氏はオルレアンで、民族主義と反移民を掲げるRNの支持者8500人を前に演説した。同市は1429年、極右が国の抵抗の象徴としてあがめるジャンヌ・ダルクがイングランド軍の包囲を解いた地だ。
ルペン氏が「われわれが国に提案するのは過去への回帰ではなく、新時代の幕開けだ」と語ると、支持者から「勝つぞ、勝つぞ」との声が上がった。
ルペン氏は、言語や伝統、価値観、生活様式に至るまで、フランスの文化的アイデンティティーを守ると約束。フランス国旗を振る支持者から大歓声を浴びた。
さらに「フランスに力を取り戻してほしい」と述べた。
ルペン氏は、マクロン氏率いる中道政権は暴力行為に及ぶデモ参加者に甘く、統治の権威を欠いていると批判している。
「集団がわれわれの建物を荒らし、焼き払う中、法の支配があると誰が言えるのか」と訴えた。
これまでに大統領選に3回出馬したルペン氏は、移民法の厳格化も約束。「われわれは国境を取り戻す。フランスと欧州という二重の国境を設ける」と述べた。
さらに「フランス国籍は再び、受け継ぐか、自ら獲得する特権となる」と語った。(c)AFP