ロシア、モルドバの大使館職員追放に「厳しい対応」警告
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【10月25日 AFP】ロシア外務省は24日、モルドバが領空侵犯の疑いを理由に、首都キシナウのロシア大使館職員1人を追放したことを受け、「厳しい対応」を取ると警告した。
同省のマリア・ザハロワ報道官は声明で、「モルドバ指導部の敵対的な行動に対し、ロシア側は相応の厳しい対応を取る」と述べた。
これに先立ち、モルドバのマイア・サンドゥ大統領は23日夜、ロシアが自国の領空を侵犯し、「モルドバ国民の命を危険にさらした」と非難した。
サンドゥ氏はXに「本日、ロシアの攻撃用ドローン『ゲラン』がわが国の領空を侵犯し、住宅やエネルギー施設の近くに落下した」と投稿した。
さらに「今回の危険な行為を非難する。対抗措置として、ロシア大使館職員1人をペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)に指定した」と述べた。
モルドバ警察は24日、通信アプリのテレグラムに、中部テレネシュティ県チステルニツァ村の郊外で、重さ52.4キロの弾頭を搭載したドローン「ゲラン4」が見つかったと投稿した。
ザハロワ氏は大使館職員の追放理由を批判し、「ドローンが『ロシアのもの』だとする証拠は提示されていない」と主張した。
ウクライナとルーマニアの間に位置する小国モルドバは、過去にも複数のロシア外交官を追放している。
ロシアが2022年にウクライナへの全面侵攻を開始して以来、モルドバ領内にはドローンが繰り返し侵入している。
ロシアはかつて、旧ソ連構成国のモルドバと緊密な関係を維持していたが、2020年に親欧米派が政権を握って以降、関係が悪化した。(c)AFP