【10月25日 AFP】ロンドン警視庁は24日、ヘンリー英王子の妻メーガン妃の父親に関する複数の疑惑を記した書簡を2019年に受け取っていたことを認めた。同庁は、書簡の内容を王子夫妻に伝えたが、他の法執行機関とは共有しなかったと説明した。

メーガン妃は23日、父親のトーマス・マークル氏が児童虐待画像を所持していた疑惑に「深く苦悩している」と表明。以前から「懸念を抱かせる不穏な」疑惑があったため、父親と自身の子どもたちとの接触を認めてこなかったと明らかにした。

英大衆紙サンとデーリー・メールは、マークル氏が以前住んでいたフィリピンの自宅で、同氏の所持品から画像が見つかったと報じた。同氏はすべての疑惑を否定している。

メーガン妃はまた、2018年に、同様の疑惑を記した書簡を目にしていたと述べた。書簡はロンドン警視庁と王室・要人警護部に送られたものだったという。

ロンドン警視庁は声明で、2019年1月に「英国外での犯罪行為の疑いに関する複数の申し立てを記した書簡を受け取った」と説明。報道官は、ヘンリー王子とメーガン妃の正式な称号を用い、「書簡の内容を検討し、サセックス公爵夫妻に知らせるため、夫妻の事務所に渡すべきだと判断した」と述べた。

メーガン妃は23日の発言で、父親に対する疑惑について「捜査が行われているとの確約を受けた」と述べた。

しかし、事情に詳しい情報筋によると、ロンドン警視庁はこの件を捜査していないという。

同庁は声明で、「書簡に記された疑惑の詳細は、他の法執行機関とは共有しなかった」と説明した。

また、警察監視機関に対応の検証を求めるべきかどうかも含め、この件への対応を見直していると付け加えた。(c)AFP