「家を買ったら犬も家族に」韓国の一家、亡き隣人の愛犬を迎える
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【10月24日 KOREA WAVE】韓国で、亡き隣人の家を購入し、その男性が大切に育てていた犬も引き取った一家の動画が話題になっている。動画のタイトルは「家を買ったら、犬がオプションで付いてきました」。行き場が定まらなかった犬は、長年の顔なじみだった隣人一家の家族になった。
主人公は、江原道洪川で両親とペンションを営むキム・ナヒョンさんと、愛犬ポッピ(8歳、雄)だ。キム・ナヒョンさんによると、ポッピは隣家に住んでいた高齢男性の愛犬。一家は子犬のころから成長を見守ってきた。「おじいさんはポッピを本当にかわいがっていました。毎日散歩に連れていき、大切に育てていました」と振り返る。
しかし、2025年9月に男性が亡くなり、ポッピは独りになった。キム・ナヒョンさん一家は、その後も隣家に通って餌を与え、世話を続けた。2026年初めの冬には寒さを心配し、ペンションの管理室で寝かせることもあった。そして4月、一家は男性が暮らしていた家を購入し、ポッピも正式に引き取った。キム・ナヒョンさんは「家を売買する際に、ポッピも正式に家族に迎えました。ある意味、本当に家を買ったら犬が付いてきたことになります」と笑った。
新しい家族を得たポッピは、見知らぬ場所へ移る必要がなかった。ずっと暮らしてきた家に残り、子犬のころから知っている隣人に世話をしてもらえることになった。「長い間、隣の家の犬だったポッピが、今はうちの犬だというのが、まだ不思議です。お互いをよく知っていたので、自然に家族になれた気がします」
SNSでは「最高のオプション」「おじいさんが残してくれた贈り物」「充実のオプション、おめでとう。大切にお世話してください」といった反応が寄せられた。独りになったポッピを迎えた一家への感謝のコメントも相次いだ。
一家には、先住犬のミジャ(7歳、雌)もいる。2匹は幼いころから顔なじみで、別々の家にいた時には友達のように過ごし、一緒に散歩することもあった。ところが、同居が始まると、ミジャがポッピを避けるようになった。キム・ナヒョンさんは「外で時々会う友達と、毎日同じ家で暮らすのは別の問題だったようです。4カ月ほど避けていました」と話す。
時間とともにミジャも少しずつ心を開き、今は一緒の暮らしに慣れてきたという。「まだいつも寄り添うほどではありませんが、ゆっくりお互いになじんでいます。性格が全く違う2匹を見ていると、毎日楽しいです」
最近はペンションのマスコットとしても活躍している。客が来ると2匹が先に駆け寄り、まるで自分たちが宿の主人のように出迎える。その姿に笑いが絶えないという。
キム・ナヒョンさんはポッピに「おじいさんがどれほどあなたを大切にしていたか、ずっと見てきたよ。これからは私たちがその愛情を引き継いで、たくさん大切にするね」と語りかけた。ミジャにも「突然家族が増えて、最初は戸惑ったよね。それでも少しずつポッピを受け入れてくれてありがとう」と愛情を示した。「何より2匹とも病気をせず、元気で長くそばにいてほしい」と願っている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News