血痕から事件現場を3D再現、巡回ロボが迷子捜索…警察庁主催の治安展で韓国企業8社が最新防犯テック競演
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【10月24日 KOREA WAVE】韓国警察庁と仁川市が21~24日に仁川市の松島コンベンシアで開催している「第8回国際治安産業展」で、韓国の技術企業8社が人工知能(AI)やロボットを活用した防犯・捜査支援技術を披露した。巡回ロボットによる異常検知や行方不明者の捜索、事件現場の3次元再現、デジタル証拠の分析など、警察業務の効率化につながる技術が紹介された。
メガ・ニュース(MEGA News)のパク・グァンハ記者の取材によると、AI企業「Ymatics」は、外部ネットワークから切り離された環境でも動く小型AIを実演した。特定分野の知識を集めた「ドメインパック」を組み込むと、血痕や刃物などの手掛かりから暴行、監禁、殺人の可能性を推定する。スマートフォンなどで撮影した映像から、現場を3次元で再現する機能も示した。
「OneMoreSecurity」は、既存の防犯カメラ映像から人物や車両の移動を追跡するシステムを出展した。顔や体格、服装の特徴を照合し、行方不明者を捜索できる。同社によると、100時間分の映像を5分以内で検索できる。火災や転倒、不審な侵入などの検知にも対応する。
生体認証企業の「Suprema」は、顔認識技術と自律走行ロボットを組み合わせた「Q-Face Guardian」を公開した。登録された行方不明の子どもや認知症の高齢者を映像から捜索する。巡回時に煙や火災、倒れた人を検知した場合は管制センターに通知する。
「PLAINBIT」は、サイバー攻撃の被害調査とデジタル証拠の分析を組み合わせたサービスを紹介した。事故の予防や対応、証拠収集、訴訟支援まで対応し、担当者向けの研修も提供する。
映像監視ソフトを手掛ける「INNODEP」は、映像の内容を文章で説明し、複数のカメラに映った同一人物の動きを地図上で追跡するAIシステムを紹介した。他社の巡回ロボットから届く映像を、管制ソフトでリアルタイムに解析する実演もあった。
「Myung Information Technologies」は、起動しないスマートフォンや画面・基板が破損した端末から証拠を抽出する機器を展示した。端末の記憶領域を変更せずにデータを取得し、既存の鑑識ソフトで分析する仕組みだ。
「DOGU Robotics」は、階段や悪路を走行できる自律巡回ロボットを実演した。カメラ映像や音、周辺環境の情報をAIで解析して危険を検知し、管制システムに知らせる。巡回経路の計画や活動記録も一体的に管理する。
「Tenet Forensics」は、外部との通信を遮断した環境で利用できるAI鑑識システムを紹介した。AIが証拠分析用のコードを作成・実行し、判断の根拠と結果を記録する。報告書の記述を元の証拠と結び付け、調査過程を検証できるという。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News